海の塩 Sea salt 村上市



『子供の頃に食べたおにぎりの味・秋サケの塩味・赤かぶ漬け・・・』 昔の味にもう一度会いたいと考えたのが塩造りのきっかけであった。
試行錯誤の末たどりついた塩の味。平成9年、畳一枚ほどの平釜一基で試作して、できた塩を試してみたところ、自分で作った塩ザケの味は子供の頃のそれであった。まさしく味の原点は塩でした。そのうまみの元はすべて海水のミネラル分の”わざ”である。

山北町では、現在4つの事業所が、海水塩の製造販売を行っています。ここ数年来山北町では塩を作ることがブームとなっています。これも、笹川流れで有名な海が、非常にきれいなことがひとつの要因となっています。

古代の製塩法で作った塩は絶品です。

景勝笹川流れから北、大きな川が注いでいないので塩分は濃い目の3パーセント。竹の穂で作った棚を幾度か通して濃度を上げ、4つの平釜で海水を煮詰めていきます。プランクトン等の不純物を丹念に取り除きながら、さらしの布で何度もろ過しながら、大量の薪を使いとろとろ焚いて水分を蒸発させていきます。
薪で焚くこと15時間、ようやく塩が結晶になり始めます。
釜からあがった塩を藁で作った苞(つと)に移しそのまま半日置きます。水分が藁を伝い落ちてきます。この液体が”にがり”になります。さらに塩を遠心分離機にかけ、付着したにがり分を脱水します。こうして海水のわずか1.8%しか出来ない塩が、ようやく出来上がります。。


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