越後の柳カレイ Willow flatfish of Echigo 新潟市



正式名称はヤナギムシガレイといいますが、ほっそりとした体形が柳の葉を連想させることから柳カレイと言われています。県が勧める「新潟フードブランド」の対象魚で、新潟を代表する特産品です。
新潟県の柳カレイ漁は、主に小型底曳網漁業で行われています。主に水揚げされるのは、新潟市の新潟港、村上市の寝屋漁港や岩船港。新潟市から村上市の沖合は、信濃川をはじめとする多くの河川が豊富な栄養を運んでくるため、カレイの仲間の好漁場となっています。
旬は産卵期(2月ごろ)を前にした10月から12月。身に旨味を蓄え、お腹に卵を持ちます。柳カレイは刺身や寿司、天ぷらやフライではもちろんのこと、特に一夜干しは絶品。柳カレイの一夜干しは「生干し」といい、程よく水分が抜けた身はしっとり。中に凝縮された上品な旨み、縁側のパリパリした食感は、文句なしの一級品。ひと味違う美味しさが楽しめます。
ほっそりとした体型が柳の葉を連想させることから、柳カレイ(標準和名でヤナギムシガレイ)の名がついたといわれています。
新潟県内では、かつて年間200トン以上もの水揚げ量のあった柳カレイですが、1990年代には10トン程度にまで落ち込みました。古くから高級魚として贈答品などに利用されてきた柳カレイは、当時、まさに「幻の魚」となりました。
近年は、小型魚の保護など漁業者の努力によって、年間100トン以上の安定した水揚げがあり、新潟の食卓を彩っています。



🔶〔旬〕 10~12月


🔶新潟県 ヤナギガレイブランド化推進協議会
生産者のほか、飲食、加工及び流通・販売など様々な業種から参画いただいて構成されており、ブランドとして育てていくことを目的に平成20年に設立されました。
〔所在地〕新潟市中央区万代島2番1号(新潟漁業協同組合内)
〔問い合わせ先〕 025-244-6181
〔ウェブサイト〕http://www.nigyokyo.jf-net.ne.jp/yanagi/


🔶〔販売〕













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