新潟県の洋菓子



笹だんごパン プラネリ 八米のハチミツ

笹だんごパン

2015年(平成27)に新潟で誕生して以来、テレビや雑誌で大きな話題となっている逸品。笹だんご丸ごとを薄皮の米粉パンで包んだをパンでまるごと包んだ。何度も改良を重ね、7年の歳月の末に完成したという。国産のよもぎを織り込んだ餅は、生地のつなぎに米油を使い、ヘルシーで体に良い商品づくりにもこだわっている。ヨモギの風味が爽やかで、中に包まれたあんこは甘さひかえめ。素朴な味わいと可愛らしい包装から、地域名物・土産品として好評。



プラリネ ※動画

プラリネとは、焙煎したナッツ類をカラメリゼした洋菓子素材で、これをモチーフに作られたのが念吉の「プラリネ」だ。アーモンドの香ばしさと歯ざわり、対照的にやわらかなスポンジ。サンドされたアンズジャムの酸味とコーティングしたチョコレートの甘さ。2つの食感と2つの味のバランスの妙。細部にいたる工夫が、式菓子としての今の地位を築いた。新潟市中央区創業明治31年の和菓子店『念吉』。プラリネは念吉が新しい婚礼菓子を、と請われて編み出したものだという。手土産としてもおすすめである。




八米のハチミツ ※動画

うららかな光の中、ミツバチたちが忙しそうに巣箱を出入りしている。あちらの花へ、こちらの花へ、里山に咲く花を巡り蜜を集めてくる。春は菜種やサクラ、初夏はアカシアやクリやカキ、季節の花々の味と香りをそのまま瓶に詰めたのが、八米のハチミツだ。八米の名は農作物「ハチとコメ」に由来している。
ハチミツには花の種類に応じて10種類あり、どれも花の個性がストレートに伝わって、その多彩さは驚くほど。
「パンに塗るなら比較的クセのないアカシアやサクラですね。クリは肉料理にあいます。ハチミツをカレーやパン生地に混ぜるのもおすすめですよ。」と話す代表の高橋敦士さんは、阿賀野市を拠点に米とハチミツを生産する養蜂農家。
環境循環型農業に取り組み、減農薬・有機農法でハチたちが元気に飛び回れる環境を守り、大好きな里山をいつまでも残したいと求める。八米が米とハチミツを同時に扱う背景にはこの二つの共存と共創が里山の繁栄や豊かな自然を保護することに繋がっていくと考えているからである。



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