破間川渓谷 魚沼市



破間川は信濃川に合流する魚野川の支流である。烏帽子山(1350m)が源流で、小出から魚野川に注いでいるが、その源流は、渓谷美をなしている。
浅草岳洞門をくぐる辺りから渓谷の様相を見せてくる。
浅草岳(1585m)山麓の旧五味沢集落は、破間川ダム建設で湖底に沈んだ。山一帯は県民自然休養地として、レクリエーション施設として整備されている。
国民宿舎「浅草山荘」から自然遊歩道を1時間で、村杉沢に落ちる落差7mの並び滝「めおと滝」がある。
黒姫橋付近かは、草木が生い茂る岩に囲まれた渕をなし、右岸に屹立する奇岩「立ガラ岩」となり、渓谷は深くなるが、渓流は穏やかである。


〔所在地〕新潟県魚沼市大白川
〔お問い合わせ〕025-796-2331 浅草山荘
HPhttp://www.mt-asakusa.jp/


〔見どころ〕

紅葉
ブナやカエデが織り成す赤や黄の葉が渓谷を彩る。立柄岩の景色は見ごたえ満点でビューポイントの一つとなっている。
〔見頃〕 10月下旬~11月上旬

破間川ダム ※動画 ※GOOGLE 画像

高さ93.5mの重力式コンクリートダムで、洪水調節・不特定利水・水力発電を目的とする、新潟県営の多目的ダムである。1986年(昭和61)に完成した。

奥只見レクリエーション浅草岳公園 ※動画 ※GOOGLE 画像

浅草山麓のレジャー基地として計画された奥只見レクリエーションの施設。キャンプ場、芝生広場、テニスコート、親水空間等が整備され、周囲の山々やダム湖を借景に、家族旅行の拠点として親しまれている。浅草山荘付近ではホオジロキセキレイなどの姿や声に出合う。

浅草岳




大白川のブナ林

大白川の浅草岳一帯ははかつてブナの天然林の宝庫と言われた、戦中から戦後にかけ炭焼きのため伐採されてしまった。
現在のブナ林は、天然更新した二次林で、地元の人の手による除・間伐の整備も行われてきた。特に山の神団地のブナ林は特に生育がよく、直径30~50cm、樹高15m以上になった。直径80㎝に育ったものものも見られる。山の神林道の新緑、紅葉の時期は美しく、ウォーキングを楽しむのもよい。アカショウビンの声が響いてくる。

















魚沼市内のレジャー・体験情報

渓谷の温泉宿

渓谷の温泉宿

  • 作者:野口冬人
  • 出版社:つり人社
  • 発売日: 2004年10月

渓谷登攀

渓谷登攀

  • 作者:
  • 出版社:山と溪谷社
  • 発売日: 2020年03月30日頃



破間川ダム 浅草山荘 奥只見レクリエーション浅草岳公園 浅草岳洞門 めおと滝 立ガラ岩展望台 浅草岳ムジナ沢登山口 山の神林道