星名家住宅 The Hoshinas house 十日町市
| 星名家は、15代の歴史を刻む妻有郷随一の豪農(商)として知られる。 先祖は中世末期に信濃保科(現在の長野市若穂保科町)から移り住んだと伝えられ、近代まで魚沼地方における大地主であった。江戸時代には地主経営のほか酒造業、米殻商、質屋など手広く商いを行い、幕末には当地域を幕府から預かって統治していた桑名藩の内用達(うちようたつ)を務めていた。 母屋は、天保6年(1835)、旧上野村の大火の時類焼し、10代目藤左衛門が7年の歳月を費やし再建、天保13年(1842)に完成した。間口32メートルに及ぶ豪雪に耐えられるように太い柱、桁、梁など雪国特有の様式を伝える豪壮な造りで、新潟県における大地主層の住宅の代表的な例として価値が高いものとなっている。 一階の茶の間や台所は驚くほど広く、見上げる天井の差し物や梁、桁の重厚さに圧倒される。大雪のため二階から採光する構造になっているのも興味深い。 平成3年(1991)、母屋、米蔵 (壱号、弐号)、質蔵、宝藏、家財蔵、雑蔵と敷地も合わせて国指定重要文化財の指定を受けている。 屋敷の築年は、 ①母屋 1842年(天保13) ②1号米蔵 1783年(天明3) ③2号米蔵 1760年(宝暦9) ④宝蔵 19世紀中期 ⑤家財蔵 1895年(明治28) ⑥雑蔵 19世紀前期 となっている。 平成16年(2004)10月の「新潟県中越地震」において被害を受け、同17年(2005)3月から23年(2011)3月までの73ケ月を費やして災害復旧、保存修理工事が行われた。現在、一般公開はしていない。 ❏〔所在地〕十日町市上野甲1045番地
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❏〔アクセス〕
❏〔問い合わせ先〕 ☎025-768-4951 十日町市観光協会川西支部 ❏〔その他〕 2023年10月、1日限りの特別公開が十日町市博物館主催で行われた。(料金500円) 地図
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