杜々の森名水公園 Todo no Mori Water Park 長岡市
長岡市栃尾南部の西中野俣地区と魚沼市守門地区との境界付近は、「杜々の森」※ストリートビューと呼ばれる広さ2.6ha余の地区有林があり、この樹間から湧き出る清水が「杜々の森わき水」である。昔から神の棲む聖地として村人に敬われてきた場所である。 杜々の森は、古くから水源涵養林、干害防備保安林として保護され、伐採の制限を受けたこともあって、ブナ、スギ、イタヤカエデ、ホオノキ、トチ、ケヤキ、サワグルミなど20~30mの高木が混交し、低木層には県の木ユキツバキが繁茂し、鬱蒼とした森林を形成している。大木が天井を成す森は冷気の中で、、暗く、そして意外と静かである。 繁殖地を中心に多くの鳥類が生息し、ブッポウソウ、アオバズクのほか、広葉樹を好むキビタキ、サンショウクイ、ヤマガラ、針葉樹林に棲むサンコウチョウなど52種類が観察されている。このように優れた自然環境であることから、昭和54年(1979)には杜々の森は新潟県の自然環境保全地域特別地区に指定されている。 大正時代までは女人禁制で、男子たりとも森の中で木を伐り、あるいは悪戯をすれば、馬頭人身の神(地獄の獄卒)が現れて、祟りをなすと信じられてきた。森の中には大山祇の神(山と農業の神)※ストリートビューをまつる石祠がある。 ブナ、ホオノキが茂る原生林に湧く水は、昭和60年(1980)には環境庁の「名水百選」に選ばれている。水源に立ち入ることはできないが、水源から引かれた水場で、名水を飲んだり、汲んだりすることが可能。 近くには水をテーマとした展示館「名水会館アトレとど」、杜々の森のオリジナルグッズや栃尾の名産・民芸品等を販売する物産館「とどハウス」、芝生広場、キャンプ場などの施設がある。※ストリートビューをまつる石祠がある。 ブナ、ホオノキが茂る原生林に湧く水は、昭和60年(1980)には環境庁の「名水百選」に選ばれている。水源に立ち入ることはできないが、水源から引かれた水場で、名水を飲んだり、汲んだりすることが可能。 近くには水をテーマとした展示館「名水会館アトレとど」、杜々の森のオリジナルグッズや栃尾の名産・民芸品等を販売する物産館「とどハウス」、芝生広場、キャンプ場などの施設がある。
杜々の森湧水杜々の森キャンプ場 |
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