独鈷水 Dokko Water 胎内市



中条町の乙、大出などの地区は、至るところに名水が湧き出て、水道水としてもつかわれている。その中でもよく知られているのが、乙宝寺の独鈷水である。
独鈷水は、飯豊連峰より流れ出た胎内川の伏流水が自噴したもので、「どっこんすい」と呼ばれている。また弘法大師お授けの水として「弘法清水」という別名もある。
その昔、弘法大師が諸国行脚の折、乙法寺に立ち寄り、独鈷杵(どっこしょ)と呼ばれる仏具で「聖地に水の沸き出ずる」と唱えたところ、水が湧き出たという言い伝えがある。「独鈷水(どっこすい)」が次第に訛って「どっこん水」と呼ばれるようになり、巷間では「土根水」とも書き表している。
現在では、乙宝寺の境内の一角に瓦葺の東屋が建てられていて、竜をかたどった水の噴出し口から、こんこんと水が絶え間なく湧いている。水量は豊かで、四季を通じてかわることはない。古くから生活用水や参拝者の手水として親しまれてきた。 湧水は水道水のような塩素殺菌がされていないため、新潟県ホームページ 等でも煮沸してからの飲用が推奨されている。
(☛ 乙宝寺)

  • ❏〔所在地〕新潟県胎内市乙1525 ※GOOGLE 画像
  • ❏〔アクセス〕
    • 🚅…JR羽越本線「中条駅」より車で約15分
    • 🚘…日本海東北自動車道「中条IC」より車で20分
  • ❏〔l基本情報〕
    独鈷水は、飯豊連峰を水源とする湧水で、年間を通じて12〜13℃という安定した水温と良好な水質が特徴。
    • 湧出量 飯豊連峰の雪解け水が伏流水となり、乙(きのと)地区では地面を少し掘れば水が湧き出すと言われるほど、非常に豊かな水量を誇る。
    • 水温 12.3℃(10月測定時)
    • pH値 5.7(弱酸性)
    • 硬度: 29 mg/L(軟水)
    • 全窒素 0.1 mg/L 未満(非常に低い数値)
  • ❏〔交通情報〕




《案内板より》

新潟の名水100選 独鈷水

この清水は弘法大師お授けの清水で、弘法清水とも呼ばれている。昔し弘法大師が諸国行脚のみぎり、当山に立ち寄り修行したといわれている。その時、佛具の一つである独鈷杵(どっこしょ)で『聖地に清水の沸き出ずる』と唱えたところ自噴したと伝えられている。
清水は独鈷水(どっこすい)と呼び当地ではなまって『どっこんせい』となった。
清水は胎内川の伏流水が自噴したもので、飯豊連峰より流れ出た良質の自然水である。
お茶や健康薬事用として用いられ醍醐味を有する。一滴口に含めば心も洗われる清涼感がある。
乙宝寺

奉納 雪の新潟どっこん水



(見どころ)

乙宝寺
  • 🤩三重塔(国指定重要文化財) 1620年に村上城主・村上忠勝によって建立されました。純和様建築の美しい塔で、高さは約23メートルある。
  • 🤩仁王門 奈良時代の金堂の古材を利用して再建されたとされる歴史ある門。
  • 🤩境内散策 「今昔物語」や「奥の細道」にも登場する名刹で、松尾芭蕉も訪れたと伝わっています。静寂な森に包まれた境内は、四季折々の表情を見せる。
乙桜(きのとざくら) 境内には、通常のソメイヨシノより2週間ほど遅れて咲く「乙桜」があり、春の隠れた名所。
夏井の千本桜 独鈷水から車で15分ほどの距離にあり、残雪の飯豊連峰を背景に圧巻の桜並木を楽しめます。


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