日吉神社 Hie Shrine 佐渡市
元郷社で、旧号は山王権現で4村7社を祭る。社伝によれば創建は嘉禄2年(1262)とされている。順徳上皇が崇敬していた、近江の日吉大社の分霊を隋臣・池清範が上皇の許しを得て勧請したのが起こりという。山王七社や儀式の共通点から両社の関係を知ることができる。地元では「山王さん」の愛称で親しまれている。 「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿像など、いたるところに木製や石像の「神使いの猿」がいて、境内を見守っている 祭日には本社に集まって祭主を行う慣例がある。4月14日の山王祭りは800年余の由緒と歴史を持つ春祭り(山王祭)で、県指定無形民俗文化財。古式の祭礼が随所に見られる点でも学術的価値が高い。 3日にわたる大祭で、鬼太鼓、射手、下り羽等の故事にならった諸行事が昼夜に渡って行われる。 山王まつり佐渡を代表する祭りで4月12日から始まり八王子、大野、舟下、新穂の鬼太鼓が、日吉神社を舞台に鬼太鼓が繰り出し3日間にわたって行われる。中でも13日夜7時頃の大野と舟下の鬼舞は、威勢も良く参道の両側に分かれ子供たちの持つ提燈の明るさと掛け声のバランスの良さに、何とも言えぬ感動を覚える。また山王7社、7基の神輿が新穂日吉神社拝殿にそろう姿は壮観である。 また、メインは14日の昼12時すぎから始まる流鏑馬と新穂の舞は勇壮で、下り羽なども奉納される。
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