チルドレンのお部屋 −その3−

 

 

アスカ「…………」(ぽわんぽわんと無数のハートマークが舞っている)

トウジ「なんや惣流はまだあっちの世界かいな。やるなセンセ」

シンジ「ト、トウジ。何も僕がここに来るなりそんなこと言わなくても」

トウジ「事実は事実やろ。ん? 綾波うれしそうやの、てっきり機嫌悪いかと思たけど」

レイ 「……彼女が幸せだと碇君も幸せそうに笑っているから私も幸せなの」(にっこり)

シンジ「あ、綾波」(ちょっと照れる)

トウジ「……ほんまええ嫁さんになるで」

レイ 「……ありがとう鈴原君」

トウジ「……センセも罪作りな男やな」

シンジ「……どういう意味だよ」

トウジ「ま、次からの話でようわかるわ、このままいけば学校の話やからな」

シンジ「それがどうかした?」

トウジ「センセは相変わらずやな。ほれ霧島とか山岸とか」

アスカ「そんなことは許さないわよ!!」

レイ 「……帰ってきたのね」

アスカ「シンジは絶対に渡さないんだから!!」

レイ 「……健闘を祈っているわ」

アスカ「まかせときなさい!! あんたの分まで頑張ってあげるわ!!」

トウジ「センセも果報者やな」

シンジ「う……うん」

アスカ「!? ……シンジ、い、いつからそこに?

シンジ「え、えっと最初から」

アスカ(ポッ)

シンジ(つられてポッ)

トウジ「お前ら見とるとほんまに飽きんわ……」

 
 

つづく

 
 

予告
 
 

シンジはアスカ達と同じ高校に転校した

かつてそうであったようにシンジの転入は

学校に波乱をもたらす

懐かしい旧友達との再会は

シンジを日常の世界に連れ戻す

 

次回、新世界エヴァンゲリオン

第四話 平穏、衝撃、のち平穏

さぁて次回もサービスサービスぅ!

















 
 

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