チルドレンのお部屋 −その4−

 

 

シンジ「どうかしたのアスカ? 何か機嫌が悪そうだけど?」

アスカ「やっぱりなんだか出番が少ないような気がするのよね〜

    シンジとのラブラブシーンもあんまりないし

シンジ「え?」

アスカ「な、なんでもないわよ。……あれ、珍しく熱血バカがいないわね?」

シンジ「トウジのこと?」

アスカ「そう」

レイ 「……鈴原君なら赤木博士が連れて行ったわ。実験だそうよ」

アスカ「実験ねぇ……モルモットになってなきゃいいけど……」

シンジ「なんだかリツコさん最近絶好調だからね」

アスカ「そうそう妙においしいところもっていくのよね」

レイ 「……そうね」

アスカ「ま、リツコは今のところ登場人物の中で唯一の母親だもんね。

     ママには勝てないってとこかしら」

シンジ「へぇ」

アスカ「何よ?」(口を尖らせる)

シンジ「やっぱりアスカって優しいなって」(にっこり笑う)

アスカ「…………」(真っ赤)

レイ 「……次回も長くなる予定です。続きをお楽しみに」

シンジ(綾波ってやっぱりマイペースだな)

 
 

つづく

 
 

予告
 
 

彼は自らの死を願った

シンジには彼の望みを叶えることしかできなかった

シンジの心に深い傷を残したあまりにもヒトに近すぎた使徒

突然の知らせはシンジに痛みと喜びをもたらす

シンジは彼に何を語るのか

彼はシンジに何を告げるのか

二人の少年の心をよそに出撃するエヴァ七号機

天空を舞うその姿はヒトに滅びをもたらす神の使いなのか

それとも神に仇なす異形の悪魔なのか

 

次回、新世界エヴァンゲリオン

第伍話 五人目の適格者

お楽しみに






 
 

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