チルドレンのお部屋 −その17−
アスカ「ま、前回よりはいい話だったんじゃないの?」
レイ 「……そう?」
シンジ「でも、中国のどこかも触れてないし実際は中国の言葉もいろいろ……」
トウジ「センセ。考えすぎるのはセンセの悪い癖やで」
アスカ「そうそう」
シンジ「そう? ……うん、そうかも」(にっこりと微笑む)
アスカ「うっ」(……久しぶりに来たわね。相変わらず威力は健在だわ)
レイ 「…………」(ほんのりと赤くなる)
カヲル「でも、どうやら次回は少しシンジ君から離れるようだね」
トウジ「そうなんか?」
アスカ「何ですってぇぇぇーっ!?」
シンジ「ア、アスカ。もしかすると僕の出番が無くなるかもってだけなんだから……」
アスカ「十分問題よ!」(冗談じゃないわよ! アタシとシンジの婚姻届―っ!)
レイ 「……そうね」(碇くんのいない世界なんか碇くんのいない世界なんか)
カヲル「おや、リリンも風前の灯火というところかな?」
シンジ「……カヲル君、なんだかうれしそうだね」
トウジ「こいつが笑っとんのはいつものことやろ?」
シンジ「うん。でもちょっと違う」
カヲル「おや、わかったかい? さすがはシンジ君。レイの表情を読めるだけのことはあるね」
アスカ「なんだか知らないけどとりあえず気にくわないわね」(おもむろにプログレッシブナイフを抜き放つ)
レイ 「……何してるの?」
アスカ「…………そう言うあんたこそなんでポジトロンライフルなんか構えてんのよ」
レイ 「……そう? 気のせいよ」(照準をカヲルの眉間に合わせる)
アスカ「…………」
予告
月光を浴び夜空に消えるエヴァ
何を求め星の空に飛び立つのか
エントリープラグの中で眠るシンジ
彼の前に現れたレイはシンジの心が作り出した幻なのか
それともリリスの魂なのか
次回、新世界エヴァンゲリオン
さぁて次回もサービスサービスぅ!