ロイヤルコーチマンを巻こう!。(パート1)
ウィング材はダッククイルの選び方を参考にしてください。
写真が見えにくい部分が有ります事をお詫びいたします。(光源が白熱電球でした)また、文章表現が難しくて自分で出来る事でも、どう説明すれば良いのか悩みました。説明不足の部分が有りましたら、ご勘弁ください。(ご意見はメールにて)
ここまで説明しても最初の1本目からは、うまく出来ないと思います。私も何年もかかり、何百本も巻いてきました。このページを参考にして、少しでも早く感覚をつかみ、タイイングが楽しくなって頂ければ幸いです。
*スレット(ボビンホルダー)の回転は自分から見て手前から奥側が基本です。
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<使用マテリアル>
左から、ゴールデンフェザントティペット,ダッククイル,フロス,ピーコックアイ,ブラウンコックハックル
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<ハックル>
ロイヤルコーチマンはブラウン指定のはず。伝統的にはダークブラウンだと思ったが、どちらでも良いと思う。
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<テール材>
ゴールデンフェザントティペット。左はコンプリートネック(ケープ?)です。色や、模様がはっきりしたのを選ぶ。(以下テール材と記す。)
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<ボディー材>
ピーコックアイ(ハールのお徳用もあるが、1枚物の方が良いと思う) フロスは化学繊維ものとか、SAWADA製のシルクフロス
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![]() ファイバーをカットせずに芯ごとカットして結ぶ方法もある。 |
ウィングを立て、スレットをフックポイントの真上ぐらいまで、下巻きを兼ねて移動する。そしてテール材を選ぶ。
この時、カットする前に長さや模様のバランスを見る。模様の(先端の方と、後半)バランスはパート4の仕上がりを見て参考にしてください。 カットする前に、14番では8本ぐらいを2つ折にします。(写真のテール材の上部を右手で持ったまま左手で2つ折にする) 左手で抑えたまま、右手のハサミでカットします。 |
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そのまま左手で持ちながら、フックの上より少し手前横にテールを置き、スレット半回転縛ります。そうすると丁度フックの真上にテールが乗ったと思います。(乗らない場合もう1度スレットを掛けなおすと良い)
まだ左手は離さずに最初の1回目は軽く縛り2回目は少しアイよりに縛ります。2,3回転しテールが止まってから、左手を離します。(最初からキツク縛るとバラケ易い) 余分な部分はボディーがデコボコにならない様にウィングの後半の太さに気を付けてカットします。(写真)スレットで止めながら、テールを縛ったスレットの位置まで戻ります。 マテリアルはカットした後、出来るだけ持ち替えないようにしてください。(バラケ易い) |
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次に写真の様にピーコックアイの裏側から見て右側のハールを1本カットします。(表からだと左側) |
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ハールにも表と裏があります。これは、裏側で、芯が目立ちます。 |
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これは、表側で、独特のきらめきが目立ちます。
この表のきらめきが見えるようにする為、片方のみしようします。(毛並みがアイ側を向く)
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