ゆ~あ~る・え~~る。

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相棒は大事・・・

SR400だった・・けど
その本性は
削岩機でございます。

名前*ナカ中ヤマハSR400(削岩機3号)
生年月日  1996年8月4日
趣味 オイルを飲むこと
特技 オイルを吐くこと
嫌いなこと
 オイルをケチること

削岩機3号・WP武装

確か、ヤマハのバイクだったなあ・・このバイク。
でも、今はとても、万人向けの国産車ではなくなっているな。
ちょっとがんばると、ウィンカーとかライトとか
すぐ切れるし、この間なんて、ホーン落としたもんなあ・・

まあ、この相棒の紹介をしときましょう。





エンジンは、命です・・・

エンジン様

エンジンは、ワイセコのハイコンプ(高圧縮)ピストン入り。
排気量は534ccへ成長と共に、振動も大きく成長??
高速では、手とおしりがかゆくなり、がまんできません・・
キャブは
FCR39ミリ、エアクリーナーは、ありません。
メインジェットは162番。ニードルはOCEMQ3段目。
中速よりに合わせてあるつもり・・・

今は、サイドカバーもありません・・・バッテリーも・・ない
だから、夜はエンジンかけるまで、真っ暗です・・

カムシャフトは吉村君(ヨシムラ)の
ST2。
ST1で、よかったなあ・・高回転まで、回らないモン・・

クラッチはバーネットおじさん。クソ重いが、強い!!
マフラーはクラフト・クェーサー・フルエキ。音は静か。
でも、抜けはいいね。バンク角がちょっと不満。

縦置きオイルクーラー振動対策オイルライン

インプレッション
低回転からクソトルクで、ドバーっと加速。
しかし、アクセルはラフに操作できません。
急開で、
ノック、息つきなんでもござれ・・・
へたすると、焼き付き・・お~~こわ!!
4500から6500回転までがおいしいし、
さすが、ワイセコ+ST2って加速&力


しかし、それ以上は振動でエンジンが落ちるんじゃ
ないかとの、不安&異音により、イケませんな・・
体感的加速感は、CB750(RC42)ノーマルより上。

オイルは
モチュール5100か、300V。15W50。
もしくは、ニューテックの100%化学合成。これは、いい。
エンジンの機械音が格段にへるし、回り方がスムーズになる。
油音もモチュールより下がる。
おすすめね。モチュールも、言うことなし。いいよ。

この仕様で、車検は問題なく通ります。違反じゃあないよ。

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ブレーキも命です・・・
ラジアルポンプも、命です・・??

ブレーキ様
ノーマルはドラムだけど、止まりません、全然。
ディスクに変更。
ディスクローターは、
サンスター・スリットタイプ
キャリパーは、ブレンボ4ポットキャスティング。サポート。
パッドは、ズィークー・シンタード
ステンメッシュホースはアールズ

マスターはブレンボ・ラジアルポンプ・レーシング16パイ
ラフ&ロードで、安いよ。
全部(マスター、タンク、スィッチ、ミラーホルダーで、4万くらい)
フロントフォークスプリングは
WPプロライン
これは、ブレーキ強化に伴って、絶対に必要だよ。



インプレッション
フロントのドラムブレーキは、論外。いけません。
世の中のドラム全てがいかんと言うのではなく、
SRのフロントに限って言ってるんだよ。
俺の中ではSRは、走り。これを追求しての、SR。

だから、ディスクに変更ですな。
しかし、ディスクに変えたからって、いいかと言うと
トータルバランスが大事。
ローター・キャリパーはまあ、それなりの物ならば
どれでもそんなに変わりません。

大きく変わるのが
パッドとマスターシリンダー
パッドは、公道ユースを考えるとシンタード。
その中でも、ズィークーの物は値段も別格だけど
効き、持ちともにピカイチ。おすすめですよん。

マスターシリンダーは、タンク別体がいいね。
ニッシンもいいけど、ラジアルポンプは、5万くらいする。
普通のタイプは13000円くらいだが、ラジポンほど
効かないのも事実。
そこで、登場するのが、ラフ&ロード。
通常5万くらいする、ブレンボのラジポンが
タンクやステー、スィッチがついて3,8万くらい。
安すぎます。嬉し過ぎます。いひひひひひひ・・

で、効きはどうかと言うと、効きすぎです。
SRの細いFタイヤには、オーバークォリティーで
す。
いつでも、どこでも、タイヤ鳴かせられます。
コントロールは指1本でOK。ロックまで思いのまま。

高速からのブレーキングも不安なし。
逆に効きすぎるので、パニック時のスリップに
気をつける事。となります。


バランスが大事なんですよ・・・とほほ・・



リヤサス様
リヤサスペンションは
オーリンズの安いタイプ。

インプレッション
安いヤツなので、ダンパーの
調整なし。スプリングは3段階。
ダンパーは効きすぎ。
スプリングは2段目。
ダンパー調整できないので、
もう少し、クィックに動かしたいけど
無理なので、我慢してる。

路面追従はノーマルの比ではないが
安定性よりの味付けですね。
もう少し、ダンパーが弱くても

いいと思います、俺は。

下のほうにWPに変えた写真&レポートが
ありますよ~~


おーりんずの安いのなのね・・・

2003・7・21 WP(ホワイト・パワー)に、リヤサスペンションを変更

ツバキラインで、攻めてると、どうしても、右側のクラフトのマフラーがコーナーで
接地してしまうのですよ。また、左はサイドスタンドの玉が、接地。
特にマフラーは擦るとそれ以上寝ないもんだから、危ないのよ。もう少し、寝るからね。本来は。

これは、精神衛生上、好ましくないからね、車高を上げる事にしたのね。
ついでに、今までのオーリンズは、やはり調整機能がプア。


で!!WP(ホワイト・パワー)の登場。

行きつけのバイク屋(クラフト)の親爺がWPのテストライダーという事もあり、
本来、特注になる12ミリまでの車高調整が、定価12,8万。
さらに、27ミリまで上げられるアダプターを1、8万でつけてくれた。

頼んで、2日で来るのも、レースに使うから、急げ!!と、WPをせかしてくれたからね。

まあ、こういう時は、頼りになるなあ。レースやってるとこは。


まあ、これだけ出っ張ってれば、擦るよな~~~これは、まだ可愛いね、削れたスタンドの玉

で、こうなったよ!!

一応、12ミリまで対応だけど、もっと上がりそう。今回は17mmくらい上げたと思う・・・
でも、下の写真のスイングアームやボルト、ナットのクリアランスを確保すると
12ミリ+5ミリくらいで、いっぱいですな。あと、2ミリくらいは、上げられそうだけど、まずはこれで
試して見ましょうや。


WP右WP左

WPで、武装した削岩機

インプレッション


まず、座ったままでプリロードをかけて跨って少しだけ動くように固めましたが、そのままツバキへ持ち込みました。
いつものタイトなコーナーでは、車高が上がった分、クイックにバンクし、荷重をかけるとグゥ~~ンと曲がります。

硬いはずなんだが、初期荷重をすぎると動きがぐんとよくなる=働いてると感じられるね。

低速・中速では、フルバンクで、いままで擦っていたマフラーやスタンドの玉も全く擦らない。
さらに、硬いのによく動く不思議な感じのまま、荷重をかけると、なんとも言えない安心感で
路面の状況を伝えながらグイグイ曲がっていく。


もう少し、ギャップの着き上げをぼかす&安定させるために、ダンパー圧側を1から2へ。
伸び側は3のままで、また走る。

またまた、いい感じで、「もっと攻めんかい!!」と言われているよう・・・
俺くらいのへぼへぼじゃ、フルに動かすのは難しいな・・・くそっ!

しかし、このサスは懐の深さを感じるね。遅くても、気持ち良いわ!!







全体的インプレ
SRが発売になって25年経つね。高校3年の時、周りがホークⅡだの、
Z400FXだのと騒いでる時、
SR400初期型を購入
新聞配達やら、ケンタッキーやらでガンガンバイトしたな~。

2年くらい乗って
XT500買ったんで、友人に売るまで、2万キロくらい乗ったな。
VMキャブで面白かったな~~、500は加速ポンプあったけど400はなかった分
開けやすかった。XT500なんて、信号待ちから発進しようとアクセルを
何気なく開けるとバシュ!!って止まっちゃう・・よりは良かったね。

そいで、色々乗って、またSRになっちゃった・・なんか、いいんだよね。

25年も前の設計だけど、別に不足がないし。
遅いと思えば、簡単に速くできるし、すごく変わったのがわかるし。

要は、
わかりやすいんだね

534のエンジンは、ハイオクガスを使用。燃費は、箱根を飛ばしても20キロ。

掛かりは
キック1~2発。FCRだから3~4回あおってからね。
掛かってしまえば、もう安心。
ハイコンプのピストンらしい、弾けるような加速と
削岩機の様な振動、FCRの吸気音で、ノーマルとは別物。
今の、セッティングは濃い方向でまとめてる。
メインジェットは、162番。全開時より、加速にあわせる感じ。
ニードルはOCEMQの3段目。中速の開け始めのノック防止で濃くしてる。
急開でたまにぐずるが、焼けるよりまし。
以前、ショップのセッティングで(メイン169、ニードルOCEMTの1段目!!)
高速巡航で焼きついてるからね。

ショップのセッティングだから安心・・なんて思わないほうがいいよ

100人100通りの乗り方だからね。
最低、開け始めのノッキングは気をつけよう。

弓を絞るような感覚でエンジンのレスポンスを感じながら
ジワ~~~ッと開けます。バババッ!!と気持ちよく吹けるよ。
ミッションも古い設計なので、ニュートラルが出にくいなど、
ホンダ車のようにカチッとはいきません。
ヤマハだからね。しょうがないんですよ~~~~~。

ハンドリングは、
昔のヤマハ乗りが基本。後ろ乗りの権化よ。
低速では、抵抗なく寝ていくので
コーナーの前で減速。バンクから開ける、できれば全開がいいね。
リヤ荷重でグイグイ曲がる。面白い。
中速くらいからは、前輪が回り込むように舵を取るので
レスポンスは鈍く感じるけど、スリップしにくい設定だから
こじらないで、乗ります。なるべく早くアクセルを開けたいですね~~。

高速は140キロあたりからフロントふらふら、フレームゆらゆらと
なり始めますので、伏せ伏せでフロント荷重を増やし
アクセルは開けましょう。駆動を抜くのはやめましょう。危ないよ。
(あきらめるなら、いいけど・・)

モトクロッサーもそうだけど、
ヤマハのバイクはコーナー立ち上がりで
全開にするとビシッ!!と安定して、グイグイ曲がります

この特性がポリシーみたいね。ヤマハの。

タイヤは、前後TT900GP(F:90-90-18 R:120-80-18)
安心のグリップだからね。前が少し細いけど
突っ込み重視の乗り方をしなければ、まあ、OKよ。
他にお勧めは、今は生産中止だけど、
エイボンロードランナー
持ち、グリップ共に、ちょっと国産のSRに合うタイヤとは
次元が違いまんな。だんな。値段も違いますが・・もうないけど・・

BT45は、可もなく不可もなく、ツーリング重視ならいいね。
峠では、TT900GPとは比べられない。

この辺ですか・・あ、あと、街乗りならアローマックスGT501
コストパフォーマンスは、ピカイチ。
思ったより、グリップもいいよ。


サスは前WPスプリング、後ろオーリンズ(安いやつ)なので
ノーマルより格段に、ブレーキングのノーズダイブが減り
リヤの路面追従性もいいけど、
レプリカちゃんみたいな攻め方を
すると、コーナー入り口でフロントから行きます
ので、
注意が必要でござ候。本当だよ。とほほほほ・・

Rは、カスタム部品が多すぎて困っちゃう・・くらいアフターパーツが
氾濫してるけど、
本当はノーマルが一番です

なんだかんだ言っても、丈夫で、振動やら、法規やらに
しっかり対応してるもん。偉いよね・・エ~~~ライ。

例えば、リヤフェンダー、俺のは、K&Hのヤツだけど、
見た目はすっきりで、クラシカルで評判いいよね。
でも、テールランプバルブの収まりが悪いし、
振動対策がされていないもんで、バルブがたまにベースから
外れて、粉々になる・・なんて事もある。
バルブ切れなんて日常茶飯事ですがな。ウィンカーも同じ。
リフレクターもないんで、車検の時はシール貼らんとね。

エンジンに至っては、保障もくそもないよ。
中いじって壊れると「あんたの乗り方が悪いんじゃあないの?」
なんてショップは星の数ほどあるからね。


その辺をきっちり理解したうえで、いじくり倒そうね。ふふふ。

まあ、SRはどんなんでも、リムサイズを変えない範囲なら
ハンドリングはあまり変わらないから、

とっつきやすくて、基本に忠実な乗り方を求める
お手本的なバイク・・ってとこですか?

なんか、好きなんだよね・・SR。よく判んないけど・・・・・・・


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