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一つの例ですが、単価と個数が記入されている伝票があるとします。 単純に電卓を使用して計算し、結果を手書きしても良いのですが、右利きの人の場合には 電卓を右手で操作 鉛筆も右手で書く という場合、とても面倒ですよね。
そのため左手で電卓を操作し、右手で鉛筆という方法もあるのですが、左手の電卓操作に慣れるまでは、とても大変です。
さらに今の時代、手書きで書いて終了という事は少ないかなと思います。 結局パソコンに入力したりすることも多いように感じます。
もちろん、業務用ソフト(売上管理とか仕入れ管理)を使用しているケースもあろうかと思いますが、 そういったソフトウェアを特別に使用していない場合もあるかも知れません。
とりあえずエクセルに入力しておけば、他のソフトへのデータ受け渡しも簡単ですので、 エクセルにどんどん入力していきたいところです。
ところが、エクセルで電卓と全く同じ方法で入力しても、ちゃんと計算してくれません。 たとえば 1+2 と入力しても、それは【文字】として、ただそのまま 1+2 と表示されてしまい 本当に欲しい 3 は、いつまで経っても表示されません。
だからと言って =1+2 のように、いちいち = を入力するのは とても面倒ですし、うっかり忘れてしまう場合もあります。
というわけで、解決方法です。
最初に、電卓と全く同じように入力していきます。
次に、こんな風に入力します。 切り捨てにしたい場合は ="=int(" & A1 & ")" と入力します。
★切り捨てにする場合★
すると、こうなります。
オートフィルを使って、下までずらっと埋めたら、右クリックして、コピーを選びます。
そして、隣りで右クリックして、貼り付けのオプションで【値】を選びます。
すると、こうなります。見た目は同じですが、上の数式バーを見ると、B列とC列とでは、変化しています。 そのまま【データ】の【区切り位置】をクリックします。
区切り位置指定ウィザードが出てきたら、このように指定して【次へ】
次の画面では、すべてのチェックを外しておきます。
最後の画面ですが、形式は【G/標準】を必ず選んでください。 表示先は、現在選択している位置が指定されています。このままでも構わないのですが
一つ隣りにしてあげると、見やすいかも知れません。 今回の例だと =$C$1 だったものを =$D$1 にします。
めでたく、計算結果がD列に表示されました。
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このページの最終更新日は2018年09月27日です。