Cumin |
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和 名 | <なし> | 紀元前15世紀のエジプトの医学書に薬として記録され、精油をミイラの防腐処理に使ったといわれています。クミンには駆虫作用や興奮作用があるからでしょう。また、消化を助け、食欲を増進させる作用もあり、パン、チーズ、料理にも使われました。しかし、現在でもわれわれの身近にあるスパイスで、とくにカレーの独特な刺激はクミンあってのもので、クミンの入っていないカレーはとんでもない味になってしまうでしょう。 |
学 名 | Cuminum cyminum | |
セリ科 | ||
花言葉 | 憂鬱をはらう | |
12月9日の誕生花 | ||
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Caperbush |
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和 名 | フウチョウボク | つる状の一年草で、葉は厚く光沢があり、初夏に紫色のおしべを突出して、淡いピンク色がかった白い花を咲かせます。つぼみをピクルスなどに使うと、カプリン酸が出て独特の風味になります。魚・肉・オリーブなど、塩・油漬け食品に風味を添えるときにも使います。 |
学 名 | Capparis spinosa | |
フウチョウソウ科 | ||
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Chicory |
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和 名 | 菊苦菜(きくにがな) | たんぽぽに似た形の青い花は、日の出とともに開き夕方には閉じてしまいます。根をスライスして焙じてからコーヒーの代りに飲んだり、葉をハーブティーにすると肝臓によく、健胃、緩下、利尿作用があります。皮膚病、解熱にもよいとされています。秋に掘り起こした根を軟白栽培すると、サラダなどに使うチコリになります。 |
学 名 | Cichorium intybus | |
キク科 | ||
花言葉 | 待ちぼうけ | |
3月11日の誕生花 | ||
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Wormwood |
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和 名 | ニガヨモギ | ヨーロッパ、ロシア原産の多年草で、葉・茎ともに綿毛があります。芳香があり、リース(飾り輪)、サシェ(匂い袋)などにするとよいです。駆虫や毒消し作用を持っており、昔は病院の床を濃い液で拭いたほどです。毒性物質を出すので料理には使用しませんが、例外として、アブサン酒の風味づけに使われます。 |
学 名 | Artemisia absinthium | |
キク科 | ||
花言葉 | 不在 | |
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Saffron |
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和 名 | <なし> | 紫色の花びらに3本の細い真っ赤なおしべが鮮やかにのびます。おしべには黄色い色素が含まれ、染料として用いられますが、乾燥させたものはパエリアなど料理の色付けに使われます。それだけでなく鎮静や鎮痛、リュウマチ、通風などにも効果があるといわれます。1g採るのに160本もの花が必要なため、高価なスパイスとしてローマ時代から金と並べられるほど大切にされてきました。 |
学 名 | Crocus sativus | |
アヤメ科 | ||
花言葉 | 歓楽 | |
1月24日の誕生花 | ||
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Gipsywort |
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和 名 | <なし> | ミントの仲間ですがまったく香りがなく、料理に使われることはありません。形はミントに似ており、根茎が地中をはい、四角い茎に楕円形の葉が対生しています。堅牢度の非常に高い黒色の染料が採れ、それで染めたウールやシルクは永久に色落ちしないともいわれました。タンニン・リコピン・グリコサイドなどを含み、収れん作用、鎮静作用があります。結核の治療にも使われますが、強心剤や月経過多症の治療薬など、直接血液に関わる症状に対して使われることが多いです。 |
学 名 | Lycopus europaeus | |
シソ科 | ||
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Rosemary |
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和 名 | 迷香(ろーずまりー) | 花はシソに似た小さな唇形をし、薄い青紫色です。この花の芳香は一冬中もつといわれ、「思い出」の象徴とされます。常緑の葉は太い針のような形で、肉料理に香りをつけるのに使うほか、発熱や消化不良、発作性の咳、精神不安定や不眠など幅広い薬用効果があります。葉の成分にロスマリンという精油を含み、香水の原料になります。 |
学 名 | Rosmarirnus officinalis | |
シソ科 | ||
花言葉 | 思い出 | |
1月21日の誕生花 | ||
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Catnip |
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和 名 | イヌハッカ | 葉、茎に白っぽい綿毛があります。キャットニップのお茶はローマ時代から知られているほか、今では若芽をサラダにしたり、肉の風味付けに使用したりします。猫が大変好きで、与えるとまたたびと同じ様な効果があります。ムッシーニという種類は青紫の花を咲かせます。 |
学 名 | Nepeta cataria | |
シソ科 | ||
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Ginger |
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和 名 | 生姜(しょうが) | 日本には弥生時代に稲作とともに中国から伝わったといわれる、熱帯アジア原産の植物。魚の臭みを消すのに使ったり、地下にできる塊茎を生、あるいは酢漬けにしたものを食べたりします。風邪の民間薬としてよく用いられますが、胃液の分泌を促し、食欲を増進し消化を促進したり、体を温める作用もあるので、重宝がられます。欧米では生のままで料理に使うことはあまりなく、粉末状になったものを主に使います。 |
学 名 | Zingiber officinale | |
ショウガ科 | ||
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Beebalm |
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和 名 | 松明花(たいまつばな) | シソ科の植物に似合わず、真っ赤な大輪の花を咲かせます。蜂がこの花を好きなことから、Bee balm(=蜂の安らぎ)と呼ばれます。蜂だけでなく、ハミングバードという鳥もこの花が大好物です。葉を乾燥してお茶にしたものはかつて、アメリカ東部の先住民であるオスウェゴインディアンが作っていたことから、Oswego Teaと呼ばれ、頭痛やいらいらを静める働きがあります。 |
学 名 | Monarda didyma | |
シソ科 | ||
花言葉 | 安らぎ | |
7月18日の誕生花 | ||
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Dill |
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和 名 | <なし> | 黄色い泡のような小花が房状に咲きます。種はピクルスに使い、強い芳香のある葉は魚の臭み消しに使われます。古代エジプト、バビロンの時代から知られており、頭痛、健胃整腸、口臭除去、動脈硬化の予防に効くといわれています。古くから魔除けとして名高く、今でも聖ヨハネ祭の前日に邪気を払うために使用されますが、逆に魔女がディルの力を借りて魔術を行ったともいわれます。 |
学 名 | Anethum graveolens | |
セリ科 | ||
花言葉 | 知恵 | |
12月26日の誕生花 | ||
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Purslane |
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和 名 | スベリヒユ | 肉質でつるつるした葉を持っています。熱帯地方に多い植物ですが、温帯でも真夏に暑い日が続くと繁殖します。日本ではかつて、飢饉に備えて夏に畑から抜き取ったものを干して蓄えたりし、ヨーロッパでは茎をピクルスにして冬の野菜のないときに使ったりしました。利尿効果や唇の荒れを治したり、痔や帯下に生の葉の搾り汁や煎じ汁を飲んだり、腰湯や温罨法にする、あるいは煮詰めてどろりとしたものを塗るとよいとも伝えられています。また、生の葉をすりつぶしたものを擦り付けると、熱を下げ、蜂や毒虫に刺された痛みや腫れを和らげるともいわれています。 |
学 名 | Portulaca oleracea | |
スベリヒユ科 | ||
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