きっかけ
それは、ファインカットのフィンランドログハウスとの出会いでした。
初めから、今のような家がイメージあったわけではないのです。 今から、10年前のことです。 某雑誌にそれは、ありました。 −美しい、ちょうどよい勾配の三角屋根、 そして、やさしいインディゴカラーのログウォール、額縁効果のよい窓枠。 ・・・一瞬にして、家を持ちたい、物欲を掻き立てる出会いでした。

それから、10年の間にどんな変化があったのか。 ログの理論的な良さはわかる。けど、クレーム処理に キットメーカと施工メーカの間で板ばさみになったユーザの話を聞き、大変な建物であることがわかりました。 ・・・ログとの決別。 信じていたものに裏切られた・・・ぽっかり穴の開いた気分を味わいました。
嫁は、『ログって、都市(富山って都市か?)の景観に会わないじゃん。それに、このプランだとキッチンがアナグラなようだし、せっかくの空間が寂しいつまらないところになってしまう。私だったらこんなキッチンで料理がしたいな。』
そして、彼女が見せてくれたのが今我が家にある自慢のキッチン。
キッチンからはじまる家づくりのスタートです。