3日目 マウントロブソン近くの鮭の産卵見学とミエッテ温泉まで動物探し By Wats


Mt.Robson
Mt.Robson
 今日は朝から鮭の産卵を見るために、BC州Valemontまで行くことになった。前日に日本人観光ガイドに予約を入れておいた。滞在の初期にオプショナルツアーに参加するのがコツだと思う。ここで結構ためになる情報をいろいろ入手できるし、ガイドさんと仲良くなっておけば、不測の事態が発生したときにも頼りになる。ジャスパーには、3つほど日本人の観光会社がある。そのうちジャスパーホリデイズという会社に頼んでこの日のツアーに参加させてもらったが、うちの夫婦だけの貸し切りとなってしまった。どうもわざわざ半日かけて鮭の産卵など見に行くような観光客はいないらしい。このツアーが催行されたのは今年初めてだという。

 ガイドさんは親切な人で、カナダの国柄、人柄、うまい店、穴場の観光ポイントから野生動物がみられそうなスポットまで親切に教えてくれた。
 BC州にはいるときに時計を1時間戻した。肝心の鮭の産卵はというと今年は遡上が遅いらしく川は平穏そのものでメダカ一匹いない。しかし帰りに見たロブソンは素晴らしかった。まっすぐにロブソンに向かってのびる道路の果てに、カナディアンロッキーで一番高いというロブソンが立ちはだかっている。頂上にわずかに雲がかかっているがほとんど全景が見られたのもラッキーだった。
 ところでガイドさんから聞いた話で面白かったのは国立公園使用料のことである。私たちも何となく疑問に思っていたのだが、以前バンフに行ったときには払った記憶がなかった。それが初日にエドモントンから走ってきてジャスパー国立公園に入ったときに高速道路の料金所みたいのがあって、そこで、「何日滞在するのか」と聞かれてので8日だよーと言った。最初は7ドルだと思って1ドル硬貨を数えてたら、「硬貨じゃないったら、札だよ札」ってなことを言っている。もう一度聞き直してみると70ドルだって言うんでたまげたがとにかく払った。あとでホテルでジャスパー国立公園のofficial homepage を見ると確かにDaily 5dollars となっている。へーこんなに高かったんだと思いつつもよく考えてみると九日間だということに気がついて少しごまかしてやったとたかをくくっていた。ところがこのガイドさんの話によると観光バスや電車で来た人からはこの使用料は徴収しないと言う。しかも、あくまで自己申告なので通過するだけだと言ってしまえばそれでおしまいらしい。そんな話を聞くと逆になんだか損をした気分にもなってしまう。おまけに徴収した使用料が何に使われているか不明瞭だと言うではないか。まあ要するにこれがカナダの大陸的鷹揚さということなのだろう。
Valemountの川
Valemountの川

 いったんホテルで休息してからミエッテ温泉に向かう。目的は温泉につかって旅の疲れをほぐそうなどということでは全くない。野生動物をウォッチングしに行くのである。
 ジャスパーを出て15分ほどで妻がビッグホーンシープの群を見つけた。湖のほとりの森の中である。全部で6,7頭であろうか。メスと子どもばかりである。私は動物を見つけるととにかく長時間かけてじっくり観察したい性分なのである。他の観光客は写真だけ撮ってそそくさと次の目的地に向かっていくようであるが、私たちにとっては動物の観察が目的なのだから次の目的地はどうでもいいのだ。
ビッグホーンシープ
ビッグホーンシープ
 野生動物は面白い。動物園で飼い殺しにされている(『新明解国語辞典』「動物園」の項参照)動物たちとは全く違う。このビッグホーンシープたちもやはり野生だった。おそるおそるという感じで急な山肌を水際まで降りて水を飲んでいる。そのうち子どもの一匹が仲間にお尻を押されて水の中に落ちてしまった。すると他の仲間全員が驚いて一気に山を駆け上がった。その後ミエッテ温泉に行くまでの間にビッグホーンシープの別の群にも出会い、エルクのオスにも二度出会った。
エルク
Elk

 ミエッテ温泉には駐車場にビッグホーンシープの群がいる。しかしあまりに人間に馴れている感じであまり興味をそそられなかった。
 キッチン付きのホテルは便利だ。この日は2ドルでステーキを2枚買い、ホテルで焼いて食べた。
キッチン付きがいい
キッチン

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