こしいぶき Koshi ibuki
「こしいぶき」は、新潟県が平成5年に開発に着手し、平成13年から一般栽培されている米どころ新潟の新品種です。 コシヒカリの作付集中による弊害を懸念して、品種の分散化をめざして、新品種開発がスタートした。 コシヒカリに匹敵するおいしさをもち、コシヒカリよりも10日ほど早く稔ることが大きな特徴で、モミが稔る時期に気温が高くても品質が低下しない良さを持ち合わせています 「こしいぶき」は、コシヒカリを親にした「ひとめぼれ」と「どまんなか」を交配して誕生し、色、味、つや、香り、粘りなどコシヒカリの血統をしっかりと受け継いでいます。そのうえ早生品種ですから、コシヒカリが収穫されない秋早くに消費者に届けることができるのです。 新潟県農業総合研究所作物研究センターで、この「こしいぶき」が8年という比較的短期間で開発された裏には、研究所の温室で1年に2回の栽培を行ったり、沖縄県の石垣島の農家の協力を得て1年2作の栽培を行って、育成期間の短縮を実現したのです。 現在新潟では、「こしいぶき」のもっている品質と食味を最大限に発揮できるよう栽培指針を定め、これを守れる人だけに栽培してもらう生産者登録制度の下で生産しています。 また、安全・安心なお米に仕上げられるよう、肥料や農薬の適正使用と栽培管理記録の記帳を徹底しています。 ■農家民宿
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