前島記念館 The Maejima Memorial 上越市
前島密 前島記念館 前島密の業績を顕彰し、永久に偲ぶ場所として記念館建設の建設が提唱され、昭和6年(1931)、密の生家跡に完成された。 •前島密業績絵画及び一代記 •駅逓権正等の辞令、当時の手紙 •遺品、遺墨(絵や絵画) などが集められている。遺品の中には密が愛用した尺八も展示されている。 大正11年(1922)造立の、渋沢栄一の書による「男爵前島密君生誕之処」の碑、前島密の銅像が建つ。 生誕碑の冒頭には「日本文明の一大恩人がこゝで生まれた」と刻まれている。 ✣前島密銅像の建立と移転✣ 大正3年(1914)、天皇から菊花御紋章3組、銀製盃1組を賜り、それを記念して築地の精養軒で祝賀会が開かれた。 その席上、密の銅像建設の話がまとまり、大正5年(1916)、逓信省構内に銅像が建てられた。この銅像は大正12年(1923)の関東大震災で逓信博物館(東京市麹町区富士見町2丁目)に移設、ついで戦災を受け昭和22年(1947)に前島記念館前に移された。 ❏〔所在地〕新潟県上越市大字下池部神明替1317-1
❏〔連絡先〕 ☎025-524-5550 ❏〔アクセス〕 ❏〔特徴〕
❏〔休館日〕 月曜日(祝日・振替休日の時は翌火曜日が休館) ❏〔入場料〕 無料 ❏〔駐車場〕 普通車:有り(大型6台、ほか普通車6台程度) ❏〔周辺の観光施設〕
≪現地案内看板≫
前島記念館 前島密翁生家の屋敷跡 この前島密記念館は、日本郵政の父・前島密の生まれた上野家の屋敷のあった場所に建てられています。 前島密は幼名を上野房五郎といい。『前島』に改姓したのは、慶応二年幕臣『前島家』の養子となってからです。 大正九年村民有志の募金によって、他人に渡っていた上野家の屋敷跡地をゆずりうけ、ここに付近の鎮守三社を合祀して村社を建立し、大正十一年五月には前島密翁の遺徳をたたえるため境内に生誕記念碑を建てました。 大正十五年五月二十一日境内の隣に前島の姓を冠した前島密記念池部郵便局を開設、その功績を顕彰しました。 さらに昭和六年十一月その遺品、遺稿等を保存し、偉業を永久に偲ぶ場所として、前島密記念館を設置しました。 最初は上越三等局長会が運営にあたっていましたが、昭和十二年に同会から国が寄贈を受け、現在、日本郵政株式会社郵政資料館の分館として運営されています。 日本郵政株式会社 上越市 前島記念館 地図 ストリートビュー |