謙信公祭は、上杉謙信を祀る春日山神社の祭りで、春日山神社は小川未明の父・小川澄晴によって明治34年(1901)に創設された。 上杉謙信の遺徳をたたえ、大正15年(1926)9月13日に当時の高田市、直江津町・春日村の青年団が主催して始められた。 9月13日は、謙信が能登国七尾城攻めの陣中で明日からの攻撃を前にして故郷を偲ぶ漢詩を詠んだ日である。 九月十三夜霜は軍営に満ちて 秋気清し数行の過雁 月三更 越山併せ得たり 能州の景 遮莫 家郷の 遠征を思うを 現在は9月の農繁期を避け、祇園祭とともに上越まつりの一環として、毎年8月の中旬から下旬に行われるようになった。今では全市あげての祭として多くの観光客が訪れる。 一日目は、狼煙上げに始まり謙信御輿、太鼓演奏、奉納武道、献納米合戦等が行われる。 二日目は、春日山神社境内では午後4時より武締式が始まり、火縄銃での祝砲を合図に出陣行列となり、鎧兜に身を固めた謙信麾下の武将たちの出陣行列である。 謙信公みこし、献納米合戦、大民謡輪おどりなどイベントが盛りだくさん。 (案内図)
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謙信公祭
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春日山城史跡広場 春日山城跡