三条八幡宮 Sanjo Hachimangu Shrine 三条市


旧郷社で、北三条駅の西約500mにある。三条八幡宮の創建は平安時代前期の仁和元年(885)、京都岩清水八幡宮の分霊を勧請、奉仕したのが始まりとされる。 はじめ八幡山にあったが、慶長4(1599)年今の場所に遷座されたといい。三条の産土神として地区の人々の尊敬を集め、まつられてきた。 御祭神である八幡様は、誉田別命のことで、武運の神として武家から厚く信仰され現在は商売繁盛や家内安全など、さまざまなご利益があるとされている。 神域は約1万1500㎡。八幡宮公園として一般に開放されている。現在の拝殿や本殿は、明治13年(1888)の大火後(糸屋万平火事)、明治25年(1892)の再建になるもの。 境内には三条近辺の金属関係者から信仰されている金山神社(祭神:金山毘古命、石凝姥命、天目一之命)が鎮座している。三条は全国有数の金物工業の町。地元の金物業者の守護神として崇敬されている。また「金」とつくことから、金運アップを願う参拝者も多いという。 社宝には、県の指定文化財になっている銘信国の大太刀(室町時代)がある。 年中行事には、1月14日から15日未明に掛けて氏子たちが大ロウソクを奉納する献灯祭、5月15日の市をあげての『三条祭り』として知られる春季大祭がある。10万石の大名行列にならったという神輿行列が呼び物の一つになっている。 また神社に伝承される、32舞からなる三条神楽は、県の無形民俗文化財に指定されている。春季大祭あとの祭りの5月16日、神前に舞われる。 ❏〔御祭神〕
❏〔所在地〕三条市八幡町12番地18 ※GOOGLE 画像 ❏〔アクセス〕
❏〔見どころ〕
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