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ぱそこん Photo Legacy Z ski Club Link  

大多喜平沢のタケノコ

1999年4月。千葉県茂原市大多喜町へ出掛けた。ここは過去に何度も通過したことはあるが、実は立ち寄ったこと が一度も無い。そこでまずは大多喜と言う町を調べることから始めた。調べるポイントは2つ。1つ目はタケノコを売っている場所。 単に道路わきで販売しているだけでは物足りない。タケノコ掘りが出来て、なおかつ販売している場所が良い。2つ目は宿。

とにかく家を午前6時に出発してみた。車はBGレガシィである。首都高速7号線、京葉道路、館山自動車道を経由して、市原ICまで行く。あとは大多喜までは基本的に一本道である。大した渋滞も無く 、無事に大多喜に到着。さて、まずは道路のあちこちにある看板を目安に、平沢タケノコ園と言うのを目指すことにする。なぜタケノコ掘りが出来る場所を探したのかと言えば、タケノコ園を経営している人が掘ったものを、その場で即売しているからである。大人だけならばタケノコ掘りを実際に試してみるのも楽しいとは思う。しかし1歳半の子供連れでは、ちと無理がある。なぜなら、タケノコ山の地面って言うのは、土と言うよりも泥に近いものがある。だからタケノコ掘りには「軍手、長靴、クワ、ビニール袋」が必需品である。まだまだベビーカーの必要な子供を連れて行くような所ではない。小学生くらいになったら、一緒に楽しめる事だろう。だからこそ、即売しているものを購入しようと思ったわけなのだ。

平沢タケノコ園に到着した。今年は冬が長かったせいで、春と言えどもまだまだ寒い。タケノコの育ちが悪いらしく、ちと相場が高い。それでも東京都内で購入するよりは、ぐっと安い。タケノコ掘りをする人は、タケノコ園が用意したマイクロバスに乗って山に入っていくが、私たちはそのままそこで待つ。午前10時ごろになると、掘ったタケノコの第一弾がやって来た 。すかさず品定めに入る。先端と下の方とで、三角形を形作っていて、なおかつ先端の色が白いもの(緑は避けたい)が柔らかくて美味い。あまり大きすぎてもいけないが、小さすぎるのもまた良くない。適当にみつくろって、3本ほどを購入。その後 も続けて何度も掘ったタケノコが到着するので、そのたびに何本か購入を繰り返す。こうして全部で5〜6Kgくらいのタケノコを購入した。

午前11時半。そろそろ昼食の時間なのでタケノコ園で食べることにした。タケノコづくし料理である。タケノコの刺身に始まって、タケノコご飯、味噌汁、天ぷら、から揚げ、和え物などなど、み〜んなタケノコ料理である。これがなんとも美味しい。機会があれば、是非とも一度は食べて欲しい。


午後からは、宿探しを行なった。あちこち回ってみるものの、どうも良い宿が無い。そんな時ふと立ち寄ったのが大多喜ハーブガーデン。園内にたくさんのハーブが植えられていて食事も出来る。夕食の時間が近づいていたので、ハーブを使った料理を食べてみることにする。すると! これがまた何とも言えず美味しいのである。嬉しいなぁ。

そして、このハーブガーデン内には、なんとなんと宿泊施設があった!! なかなか素敵な建物であるし、ハーブの湯なんてのまで用意されている。一目で気に入ったので、早速予約することにした。ところが、土日はほぼ満室状態。仕方が無いので2週間後の金曜日に予約を入れる。

これで準備は整った。2週間後にまた、遊びに来るとしよう〜。

 

  このページの最終更新日は2014年04月09日です。