河井継之助記念館 Kawai Tsuginosuke Memorial Hall 長岡市
幕末の長岡藩政を担った河井継之助ゆかりの品々などを展示する「河井継之助記念館」が平成18年(2006)12月27日オープンした。長岡市が、長町1丁目の生家跡を建物ごと購入、記念館に改修した。 窓からは、継之助が暮らした当時の面影が残る庭を眺めることもできる。 継之助が、備中松山藩の山田方谷を訪ねた旅を綴った「塵壷」の原本や、旅先の九州で買った蓑(みの)、司馬遼太郎の小説『峠』の自筆原稿など、ゆかりの品約30点を展示している。 記念館の1階の回転式多銃身機関銃「ガトリング砲」は海外の設計図を基に地元の部品メーカーが精巧に復元したもの。長岡藩が購入した2門は、いずれも行方知れずとなっている。 2階建ての館内はコンパクトで、じっくり見ても30分ほどあれば一回りできる。リピーターが多いのが特徴。
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