朝日酒造(株) Asahi Shuzo Co.,Ltd. 長岡市
天保元年(1830)「久保田屋」の屋号で長岡市朝日の地に創業以来、地元の米で、地元の水で、地元の自然と人とが一つになることで、美味い酒を造る。風土と供にあるのが、この地の酒「地酒」という考えだ。だからこの蔵元では本来の酒作りに加えて酒米作りを手がけ、清冽な水を守るためにホタルが棲める環境作りに力を入れる。 また酒作りは最新鋭の設備を導入して行われる一方で、昔ながらの蔵人たちの五感による技も脈々と受け継がれ、酒文化の継承者となる若い蔵人達の育成にも余念がない。 昭和61年(1986)に初めて発売されたかつての屋号を冠した『久保田』は、同社が社運を賭けて、取り組んだ銘柄であり、特有の口当たりの軽さは、現代の味わいの代表格として、都会でブームを巻き起こした。 新潟の日本酒のイメージは、口当たりがやわらかくキレのよい淡麗辛口が主流だが、それはそのまま「久保田」の味わいにほかならない。「久保田」が新潟の地酒の代表格としてイメージを作り上げたともいえる。 平成16年(2004)の「中越地震」の際には、タンク60本分の発酵を進めていたもろみがあふれ出るという被害にあう。このとき、残ったもろみを使って、製造出荷し、将来の朝日酒造の信用に、ぬぐいきれない汚点を残してはいけないと、残ったもろみをすべて捨てさせたという。 ☯2016年9月、ワインの世界的最高資格者マスターソムリエで、利酒師として日本酒にも精通している高野豊氏がプロデュースし、イオン限定で醸造した「千年翠 純米吟醸」 を発売。 ☯平成29年(2017)、株式会社スノーピーク(新潟県三条市)と、「アウトドアで日本酒を楽しむ。」という新しいカテゴリーの創出を目指し、日本酒「久保田」初の共同開発となる新シリーズ「久保田 雪峰」を発売。 ☯2018年、「久保田 雪峰」が2018年のグッドデザイン賞を受賞する。 ☯2019年10月、2020年の会社創立100周年及び日本酒「久保田」発売35周年に合わせて、「久保田」の初めてのブランドリニューアルを行い、順次、「久保田」の新商品の発売や商品リニューアルなどを展開します。 ☯2021年4月、主力ブランド「久保田」で初のスパークリング日本酒「久保田 スパークリング」を発売。
🔶朝日酒造の飲める店
朝日酒造 (新潟県)
天保元年(1830年)、現在地に久保田屋として創業。 品質第一を家訓に、朝日地内を流れる地下水脈の軟水で醸した その酒は、すっきりと芳醇な酒質で、四季折々に村人をいやす お酒として愛されていました・・・ |
朝日酒造の検索結果 久保田 新潟県の朝日酒造に関連するお店 (一口メモ)
淡麗消費者の嗜好が、食生活の変化によって、料理との相性を重視する方向に変わってきた。繊細な料理の味を引き立たせるには、後味のきれいな、いわゆる淡麗型の酒が適している。新潟の気候、米、水の特質が合わさって十二分に引き出されたものが、淡麗な酒質だった。この新潟の酒が消費者の支持を集めて全国に広まっていった。 |
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