(株)越後伝衛門 Echigo Denemon Inc. 新潟市
越後伝衛門は平成8年(1996)に創業した若く小さな酒蔵だ。蔵の伝統や看板に縛られず、越後流酒質を守りつつ、個性ある香りと味を持つ、既成概念にとらわれない新しい日本酒を醸す酒蔵を目指している。 酒の原料のほとんどは食米。こしいぶきやコシヒカリを使用して酒造りを行っている。酒米に比べて独特の甘みを持つ酒が生まれるという。 味を醸すことで新たな伝統づくりを目指す若き杜氏を中心とした酒造り集団より体に優しいこと、より安全であることをモットーに伝統の香り、季節の香り、蔵内の香りを大切にしている。 ☯2016年7月に審査があった「スローフードジャパン燗酒コンテスト」のプレミアム燗酒部門で「純米吟醸」が最高金賞を受賞しました。 ☯2021年5月、新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが落ち込む中休業に入る。 ☯2023年、営業開始。
🔶越後伝衛門の飲める店
越後伝衛門 ![]() ![]() |
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酒米と食米多くの酒米は、コシヒカリなどの食米よりも大粒で、玄米千粒当たりの重さ「千粒重」が26グラム以上あり、米の中心部の白く不透明な部分「心白」があるものが多い。酒造好適米が清酒造りに適しているのは、心白の中に麹の菌糸が米の中に食い込み易くなり麹作りに適していることや、醪の工程で適度に溶け、アルコール発酵がバランス良く進むからである。また酒米はタンパク質、脂肪が少なく、吸水性が良く、米の外が硬く中が柔らかいという特性がすぐれている。 しかし、近年あえて食米から酒造りが行われることがある。技術が進歩し、食米からしか出せない酒質を得られるようになったといわれる。 |