加茂錦酒造(株) Kamonishiki Shuzo Co.,Ltd. 加茂市



明治26年(1893)創業の加茂錦酒造は、今日まで地元加茂市を代表するお酒として社名そのままに地元と共に歩んできた。誠実な酒造りを信条とする。
昭和中期には有名蔵の一つに数えられた蔵元。蔵の酒質は、新潟の端麗辛口とは一線を画したもの。そのため、1975年頃に起こった地酒ブーム以降、日本酒マニアから縁遠いブランドとなった。
平成20年(2008)から新体制に。製造部門だけを加茂市から、隣の新潟市秋葉区に移し、酒造りがスタートした。
多様化した食生活の中で、伝統的な酒造りを踏まえつつ、現代の食卓やライフスタイルに合いおいしく飲める酒造りを目指し、日々研鑽を重ねている。

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(一口メモ)

伝統的酒造り

室町時代には、日本特有の麹を用いた製法が確立し、江戸時代にはこの製法が洗練確立をみた。江戸時代から続く酒造りは、生酛(きもと)造りだ。明治時代末期に「速醸」という製法が生まれ、生酛造りを行う蔵は減ったが、歴史があり、伝統的に培われてきた手作業による生産技術は、日本の風土に合った技術として捨てられることなく受け継がれてきた。
日本の「伝統的酒造り」は令和3年(2021)12月2日に登録無形文化財に登録された。