河忠酒造(株) Kawachu Shuzo Co.,Ltd. 長岡市



創業は明和2年(西暦1765年 江戸時代)。蔵の背後に連なる西山連山は、標高は300メートル程ですが稜線からは長岡平野と日本海が見渡せる。代表銘柄「想天坊」の仕込み水は、口に含むとほのかに甘さを感じる西山連山の伏流水を、敷地内の井戸から汲み上げて使用している。
原料米は希少米「高嶺錦」を主体に、地元長岡みしまの水田で収穫される酒米を使用している。
酒米「高嶺錦」と、蔵が伝承する「越後流」の酒造技術、蔵の仕込み水との相性が良く、ふくらみがありきれいな米の甘みがしっかりと感じられる「淡麗旨口」の味わいを醸しだす。
同蔵が目指している「越後流の酒造り」。麹は全量手づくり。そのため米の蒸しかげんと温度管理、麹菌付け、十分な乾燥と手間がかかる。しかし、長期発酵にも耐えられる強い菌が出来、うま味のある酒になる。
同蔵の代表銘柄「想天坊」は、酒造りの方向性として「きれいなうまみが感じられ、ふっくらとしていて、すっとキレのある『淡麗旨口』の味わい」を目指している。

icon





🔶河忠酒造の飲める店


河忠酒造  地図 ストリートビュー








Founded in 1765,the Nishiyama mountain range behind the brewery is about 300 meters high,but the ridge overlooks the Nagaoka Plain and the Sea of Japan.

河忠酒造の検索結果




新潟県の河忠酒造に関連するお店


(一口メモ)

越後流の酒造り

「越後流」酒造技術の特徴は、麹を全量手造りすることに表れる。麹とは蒸米に麹菌を繁殖させたもので、「米麹」ともいう。米の蒸し加減と温度管理によって、麹菌を米の内部にはぜ込ませてゆくので、大変手間の掛かる作業で大量生産は出来ないが、この方法により長期発酵にも耐えられる強い麹に仕上がる。