菊水酒造(株) Kikusui Shuzo Co.,Ltd. 新発田市
明治14年(1881)、菊水初代・節五郎は弱冠16歳で、叔父にあたる本家当主・高澤正路より酒の製造権を譲り受け、造り酒屋として生計をたてることを決意し、酒屋を興す。これが菊水酒造の始まりとなった。 昭和44年(1969)4月、現在地に新しい酒蔵を完成。3年後の昭和47年(1972)に、業界の伝統的な制度である杜氏制を廃止し、先進的な機械設備を導入して合理化を推進するなど、常識にとらわれない「菊水酒造」の体制づくりに取り組む。さらに同じ年、日本で初めて缶入り原酒『ふなぐち菊水一番しぼり』を発売。もろみを搾る圧縮機を酒槽(ふね)と呼び、その口から流れ出る搾りたての原酒をふなぐちと呼んでいた。「ふなぐち」は酒蔵でしか味わうことのできない酒として大変な評判を博した。 また昔ながらの素朴なにごり酒をイメージした『にごり酒五郎八』を発売し、生酒という新しいカテゴリーを確立した。 健康効果や美肌効果などから甘酒の市場は拡大傾向が続く中、 平成29年(2017)、菊水酒造は甘酒市場に参入する。同社として初めての甘酒商品「十六穀でつくった麹(こうじ)あま酒」を売り出した。こうじ本来の自然な甘みを再現した。また、黒ごまやうるちひえ、キヌアなどの穀物を加えることですっきりとした味わいと穀物の食感が感じられるという。また10月には、総工費4億円で、生産能力を年間50万本と現在の5倍に引き上げた。 菊水は敷地内に「菊水日本酒文化研究所」を造り、古くから伝わる酒器や文献をそろえている。収蔵品をもとに、酒席を楽しくする酒器のレプリカや、日本のいい習慣を伝える風呂敷など、酒にまつわる品々の開発も行っている。 ☯2010年、アメリカ合衆国に現地法人を設立して市場開拓とグローバル化を加速する。 ☯2018年10月、全国から集められた酒や食文化に関する書籍・専門書、酒器など3万点にも及ぶ資料が収蔵された菊水日本酒文化研究所を一般公開。 ☯2019年、「ふなぐち菊水一番しぼりスパークリング」を発売 ![]() ☯2020年3月11日、『ふなぐち菊水一番しぼり』の酒粕入り缶詰パン発売 ![]()
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![]() 菊水酒造 (新潟県) |
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