笹祝酒造(株) Sasaiwai Shuzo Co.,Ltd. 新潟市
新潟市西蒲区松野尾は、海からも山からも近いのどかな地域。笹祝酒造の創業は明治32年(1899)のこと。 初代蔵元笹口岱作は宮大工であったが、酒造技術を習得して酒造業を営なんだとされる。 笹祝酒造には、いくつかの品種の清酒があるが、それぞれに特色を持たせている。「酒造りは、イメージ作りから」が蔵の方針だ。 笹祝酒造では、新しいお酒を開発するとき、まずその商品のイメージ作りを行う。例えば「笹祝・新潟印」は地元の料理との調和を追及し、香り、味、のどごしなどを工夫し晩酌が楽しくなることをイメージして醸した。 また「竹林爽風」は、竹林の中を爽やかに吹き抜ける風をイメージした。風の予感を「春」で、竹林の中で風が舞う様子を「味」で、風が去った爽快感を「味の余韻」で表現したそんな酒造りを目指している。「竹林爽風」は、看板銘柄「笹祝」に次ぐ人気銘柄になっている。 笹祝酒造で使用している酒米は、山田錦・五百万石・越淡麗・亀の尾・こしいぶき・コシヒカリなど。兵庫県の特A地区の農家と直接契約をしている山田錦以外は、すべて新潟県産。爽やかで軽やかな味わいを目指し、麹造りからモロミ、上櫓まで管理している。 ☯2017年9月、社内の一角を改装し、商品を試飲できるカウンターを設置。土、日曜日と祝日に開放して商品販売も行っている。
🔶笹祝酒造の飲める店
笹祝酒造 地図 ストリートビュー |
Founded in 1899,when Sasawuki Sake Brewery develops a new alcoholic beverage,the first thing they do is create an image for the product. 笹祝酒造の検索結果 新潟県の笹祝酒造に関連するお店 (一口メモ)
無濾過酒無濾過とは、濾過をおこなっていない日本酒のことで、特徴は「できたてに近いお酒」である。かつては、酒の長期保存が叶わなかった時代、品質をなるべくいい状態で保存するために、濾過がおこなわれていた。近年では品質管理技術の向上などにより、市場にも流通するようになった。無濾過酒の色味に関しては、少し黄色がかった色をしていて、濾過したお酒と比べると味や風味の輪郭がくっきりと感じられるという。 |