天領盃酒造(株) Tenryohai Shuzo Co.,Ltd. 佐渡市
1983年に佐渡の3つの酒蔵が合併して創業。暖流に囲まれ温暖な気候で知られる佐渡は、年間降水量が多く良質の酒米と名峰金北山の豊富な湧水を利用した酒造りが盛ん。 手づくり志向の時代に、あえてバラツキのない酒を醸すことが蔵の務めであると考え、高品質安定生産のためコンピュータ制御で酒造り、ほとんど人を介さず、コンピュータでしっかりと酒を醸す蔵である。杜氏の持つ経験と勘を具体的に数値化し、高品質で衛生面もクリアした安定的な酒造りを行っている。 日本酒を造るのは、、麹菌と酵母という微生物、麹菌が蒸した米を糖化しブドウ糖に変え、そのブドウ糖をアルコールに変える酵母、並行複発酵で微生物が造るもの。きれいな環境の中で生まれる。 酒米は、100%佐渡産の越淡麗で一軒の農家さんに天領盃だけのために育ててもらったもの。 水は佐渡の中で最も高い名峰、金北山を背に頂き、その山の伏流水を仕込み水として醸された酒は、口当たりが柔らかく香りの高いスッキリとした味わい。 単に香りが強いだけの酒とは違い、飲む人を嫌な気分にさせない心地よい香りに淡麗系のまろやかな味が絶妙に調和し、さわやかな風を彷彿とさせる。 🤩1998年のカナダはトロントでおこなわれた「国際・食の祭典」で、大吟醸が吟醸酒部門世界三位を獲得しており、品質の確かさは世界的に認められています。 また、全国新酒鑑評会で平成7年から五年連続金賞受賞は、新潟県最高位の快挙です。 🤩2018年、前の経営者の代に経営破綻し売りに出された蔵を、現社長加登仙一氏が自力で資金調達をして酒蔵を買収し、若干24歳にして全国最年少蔵元になった。
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天領盃酒造 ![]() ![]() ![]() 天領盃酒造 (新潟県) |
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並行複醗酵酒米はデンプン質であるがゆえ、そのままの状態では醗酵しない。このデンプンを 米麹(麹菌)が糖に変える(糖化)この糖分を酵母菌がアルコールに変え る(醗酵) この2つの作業を、1つのタンクで同時に並行して同時に行われることから、並行複醗酵と区分されている。 |
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