栃倉酒造(株) Tochikura Shuzo Go.,Ltd. 長岡市
「米百俵」で知られる長岡に、明治37年(1904)創業した。 澄んだ空気、清冽な水、そして豊かな自然がある。 「米百俵」は酒造りの原点を追求し、地元農家と契約栽培した酒造好適米を使用し、西山連山の清冽な湧水を仕込み水として、自然の恵みを活かし自然と共にある酒造りを目指している。 同蔵は今でこそ人気のある純米酒の製造を、すでに40年も前に取り組んでいたという。平成28年(2016)からは、全量酒米を使用して製造している。酒米は高価の為、掛け米に飯米を使い、価格を下げるのが一般的だという。 500石ほどの小さな蔵で、卸を通さずに小売店との直接取引をしている。
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![]() ![]() (一口メモ)
一石尺貫法で一升枡は、定量法で1.8リットルとなる。これは一升瓶の量としても知られる。一升の10倍が一斗。一斗の10倍が一石となる。一石は180リットルである。500石は一升瓶50,000本を意味する。一合は一升の1/10であるから180ミリリットルとなる。 ちなみに昔の大名の石高は、米一石が収穫される田の広さを一反としたという。 |