魚沼酒造(株) Uonuma Shuzo Co.,Ltd. 十日町市
魚沼酒造株式会社は、創業1873年(明治6)の酒蔵である。明治に創業した魚沼酒造は、越後妻有に現存する4つの清酒酒造会社の中では最も歴史の長い酒蔵。 山々と信濃川に囲まれたこの地域は、妻有郷と呼ばれ、冬季になると2、3メートルもの雪が積もる豪雪地帯。じつはこの酒蔵を覆うように降り積もる雪は、酒造りに多くの恩恵をもたらしている。雑菌の繁殖を防ぎ、きめ細かい味わいを生み出す。雪によって“低温長期発酵”が可能だ。 酒造りに使う酒米のうち五百万石や越淡麗は新潟県産の良質なものを厳選。生産量の少ない「亀の尾」は、同じ水脈が流れている十日町市の農家と契約栽培にこだわっている。 新潟県の酒造米を魚沼山系の伏流水・軟水で仕込んだ、米の味わいを楽しめ、飲みごたえのある旨口の酒を醸し続けていきたいと、辛口の多い新潟県では異色ともいえる酒蔵だ。 1980年(昭和55)に誕生した銘柄「天神囃子」は妻有地方で唄い継がれる、稲作豊穣を祈願し、「めでたいものは大根種。花が咲きそろうて、実のやれば、俵かさなる。花がさきそろうて、実のやれば、俵かさなる。」と歌われる十日町地方の祝唄「天神囃子」に由来し、その自然とそこに生きる人々に育まれた酒だ。 2016年、「大地の芸術祭」を主催する「NPO法人」がクラウドファンディングで紹介しているのが、日本酒「天神囃子(てんじんばやし) 大地の芸術祭エディション」。女性が好みそうな、シンプルなのにどこか洗練された印象のボトル、画になるビジュアルです。 酒蔵見学は、事前に電話にてお申し込みください。
🔶魚沼酒造の飲める店
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