弥彦酒造(株) Yahiko Shuzo Co.,Ltd. 弥彦村



専務取締役・大井源一郎氏が牽引するようになって同蔵には大きな変化が起こった。「全員で全行程の仕込みを行うようにしたかった」。大井氏をはじめ、5人の社員全員が酒造技能士一級の資格を持っている。
「全員が責任者。だからこそ自分たちの酒に愛着を持てる。自身を持って飲み手に提供できる。それが必要だったんです」。
少量仕込み、手仕事、吟醸以上は全て無濾過、手間のかかる瓶火入れや冷蔵貯蔵を行ったうえで低温熟成…考えられる限り、じっくりと手間御かけて酒造りを行う。
「愛着を持てるようにと言う思いから原料米にもこだわるようになりました」。
「農業から醸造まで。全量弥彦さんの酒を造ろう!!」を目標に発足した弥彦愛国プロジェクト。JA越後中央弥彦支店協力の元、弥彦村麓地区で育てた無農薬、無化学肥料栽培米・愛国。幻の酒と呼ばれたこの米を、少量仕込みで醸した純米吟醸酒が「弥彦愛国」だ。「人の手と知恵と酒自身の力こそがうまい酒を造ると信じるからこそ、少数精鋭で酒を育てる。彌彦愛国はそのフラッグシップです」。

☯2019年11月22日、弥彦村のブランド米「伊弥彦米」を原料に使った初めての純米吟醸酒「國酒 伊彌彦」を発売。伊弥彦米は農薬と化学肥料をそれぞれ50%以上減らして育てた弥彦産のコシヒカリ。
☯2023年4月、リキュールの専用工場を新設し、生産能力を現在の4倍に引き上げる。










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(一口メモ)

瓶火入れ

「火入れ」とは加熱処理のことをいい、日本酒をタンクで貯蔵する前と瓶や容器に詰めて出荷する前の通常2回行われる。
加熱処理をする目的はふたつ。ひとつは、日本酒を劣化させる火落菌を殺菌するため。もうひとつは、日本酒の中に残った酵素の働きを止めて、酒質を安定させるためです。
瓶火入れは、瓶詰めし仮蓋をしてから約65度の温度で湯煎する方法である。清酒を熱すると風味の変化が急速に進んでしまうため、シャワーなどで速やかに常温まで冷却する。