弥彦の婆々スギ Grandmother cedar of Yahiko 弥彦村
樹高40m、胴囲り10m余、樹令1千年といわれている。 昔弥彦に弥三郎婆という鬼婆がおり、悪業をつくしていたが、高僧により説教され善人に改心し、それから悪人を戒めその死体や衣類を大杉にかけて世人のみせしめにしたと伝わる。 改心した弥三郎婆が、その後は神仏、善人、子どもの守護に尽くしたので、村人はこの大杉を「婆々杉」と呼ぶようになった。 婆々杉についての伝承では、弥三郎婆がこの木の下で改心して妙多羅天女となったとも伝わる。 現在でもこの木の下には妙多羅天女を祀る祠が置かれている。 昭和27年(1952)12月10日、新潟県指定天然記念物に指定されている。
婆々杉 地図 ストリートビュー |