カーブドッチワイナリー Curved Dot Winery 新潟市
カーブドッチワイナリーは新潟市の中心から海沿いに西へ20kmほど行った角田山の麓にある。 水はけが非常に良い代わりに栄養分は乏しい砂地の畑に最初にぶどうを植えたのが1992年(平成4)。当時鎌倉在住だった代表取締役の掛川氏がかつて家族で海水浴にきて、この周辺の土地を知ったことがきっかけであったという。 日本初のブドウの苗木オーナー制度などで資金を集め、93年(平成5)に1000坪からスタート。本格的日本ワインづくりの企業として創業した。 以来、毎年堆肥を入れたり、草生栽培をしたり少しずつ土作りを続けながら、少しずつ増えた自社畑は8haになった。土地にあった品種を探し求めて、行き着いたのは、スペイン原産の白ワイン品種のアルバリーニョだった。アルバリーニョは砂地でも良く育ち、他の品種に比べて樹勢が強い。病気にも強く、手がかからないわりに収量は多い。外にヨーロッパ種を中心に20種以上が栽培されている。 広大な畑で丹念に栽培されたぶどうを100%使用し、自家醸造で仕上げたこだわりのワイン。ショップの一角で試飲できるので、好みの味を見つけることができる。 ブドウ畑に囲まれたワイナリーは、ハーブや花で埋め尽くされ、ヨーロッパ風の建物が点在する。ショップ、宿泊施設、日帰り温泉、レストラン、マルシェが併設されている。試飲付きのワイナリーツアーでは、ブドウ畑や醸造室などを見学できる。 ☯2018年(平成30)3月29日、東京都千代田区有楽町1に直営レストラン「バーマン カーブドッチ アタ」※食べログをオープンした。 ☯2019年(令和元)6月9日、ワイナリーでピクニックなどを楽しむ「カーブドッチ ピクニックフェスタ2019~庭とゴハンと時々ワイン~」を開催した。 ☯2019年(令和元)11月1日、敷地内に宿泊施設Winerystay TRAVIGNE(ワイナリーステイ トラヴィーニュ)がオープン。 ☯2024年5月26日、ワインなどを楽しむイベント「ヴィンヤーズフェスタ2024」を初開催する。
「カーブドッチワイナリー」の飲める店
新潟ワインコースト新潟ワインコーストは日本海から1~2キロ内陸の角田山麓に位置し、砂地で水はけが良い土壌が広がる。夏は暑いが、朝晩は風が涼しく湿度が低くなる。1日の寒暖差が大きい気候は、果物の糖度が上がりやすく、ブドウの育成には好条件だ。1992年(平成4)、カーブドッチワイナリーワインが製造され、そして、2005年(平成17)には周辺で起業する人を対象に「ワイナリー経営塾」を開いた。カーブドッチ・ワイナリーはブドウ栽培やワイン醸造の技術だけでなく、ワイナリー創設に必要なノウハウも教え、その門下生たちが独立、ワイナリーの集約「地潟ワインコースト」と呼ばれるまでになった。 5つのワイナリーが歩いて回れる距離に集まっているのは、実は国内では珍しい。 🌌フェルミエ(Femier) ※GOOGLE 画像2006年(平成18)の創業からアルバリーニョの栽培とワイン造に力を注ぐ。家族経営のブティックワイナリーで、エレガントな香りの極上ワインはファンが多い。併設レストランでは、ワインとのペアリングが楽しめるフレンチのコース料理が楽しめる。🌌カンティーナ ジーオセット ※GOOGLE 画像2013年(平成25)開業。地域との連携を大切にしたワイン造を続ける。🌌ドメーヌ ショウ ※GOOGLE 画像2011年(平成23)創業。「一人1本飲めるワイン」がコンセプト。🌌レスカルゴ ※GOOGLE 画像2012年(平成24)に、生産農家と共に歩むことを大切に、ワイン造を始める。🌌ルサンクワイナリー(Le CINQ Winery) ※GOOGLE 画像店名のルサンクとはフランス語で数次の「5」という意味。新潟のワインコースト5番目のワイナリーとして2015年にオープン、エレガントで繊細な香りのビノ・ワールや、ブラムを思わせる味わいのデラウェアなど、赤白合わせて約10種類のワインを製造している。 |
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