ゆ〜あ〜る・える


                           
                    要は、レプリカとぼろ・・・って事かな・・
                

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                                      参考文献 ライダースクラブ

              いろいろと、バイクの乗り方について、見てもらったと思うけど
              多分、SRやCB750(RC42)の写真が多いもんで、スタンダードバイクの乗り方
              書いてるんだろうな・・・と思う方が、ほとんどだろうな・・・と俺は思っているけど
              読んだ皆はどうだろうか???

              後輪が中心・主役。ここが大切・・・と言うけど、いろいろなバイク雑誌なんかでは
              違う事をいってるぞ!!という声もあるんですな。
                                            どのバイクも全く同じなんだけどね〜〜





                  うひゃあ、2003年型、R1・・
                  こんなのにかっこよく乗ってる自分を想像すると・・・買っちゃうわな〜〜〜〜。俺は、いらないけど・・・

              最近のバイク雑誌なんかで、多く出てくる、ビックスーパースポーツの
              R1や、ファイヤーブレード(今、こう呼ぶのか??)、GSX−R1000なんかの
              インプレには、フロント荷重で・・ウンヌン・カンヌンとよく出ているらしいんだよね


              あの、ミスター・バイクでさえ、1台のバイクに何人かのライダーが試乗して
              インプレをしているけど、その中でも、よく前荷重という言葉が出てくるんだ。

              となると、ここで、まほがにが言う(いや、本当は俺じゃなくて、理論上そうなのよ)
              後輪中心とは、スタンダードに近い(普通のバイク)車種について
              言っていて、最近のビックなスーパースポーツには、あてはまらないのか???
              と、思うのも無理はないんだろうな〜〜〜と思うわけさ。

              でもね、ここで勘違いしないで欲しいのは、こういうインプレは、構造上の事を
              言ってるんじゃない・・という事。

              ある程度の技量のライダー(ほぼ、プロだよね)は、もう体でバイクの構造なんか
              知り尽くしているから、あまりこのHPで触れている様な内容の事は書かない。

              面白くないし、売れないからね・・・・だから、
              「バイクは、後輪駆動で、タイヤが二つ・・なんてのは、もうわかっているだろ??
              ここでは、このバイクがどうやったら、上手に速く乗れるか言ってるんだぜ!!


              という内容になってしまうんだ。

              こういうインプレには、初心者にやさしい言葉はないよ。
              だって、いかにもすごい事ができるんだぜ!!って内容じゃないと
              読者にバイクのすごさ(高性能)を伝えられないからね
              だから、難しいテクニックや高次元の操作、状況を書き連ねる場合が多いね。

              そんな場面でさ、2輪は後輪が命!!前輪は脇役!!なんて言ったって
              原稿、通らないよな。あははははは・・・・

              それと、「前荷重」「フロント荷重」と出てくる車種は、高性能な
              ビッグスーパースポーツである事が多いのにも、理由があるんですな。

              このページでは、このビッグスーパースポーツ(一応ビッグ・レプリカと呼ぶかな)
              について、なんで、「前荷重」「フロント荷重」と言われるのか・・・について
              見てみましょうかね・・・・ふふふのふ・・・
              




         後輪中心」は、構造上の基本。「前輪荷重」は方法だよ



              さっきも書いたけど、よく雑誌で出てくる「前輪荷重」「前荷重」は、
              このHPで言えば、後輪へ入力するための、単なる「方法」の一つだよ。

              えっ??なんで後輪へ入力するための方法が、「前輪荷重」なのよ!!
              
              と、疑問に思うあなたのために、説明するね。

              
              まず、思い出して欲しいんだけど、バイクはどんなときが、一番安定するんですか?

              そう!!アクセルを開けてる時だよね。
              これは、何故??ですか??

              そう!!アクセルを開けると後輪が駆動するからだよね。

              逆に、後輪を持ち上げて前輪だけで、走れますかね??

              おおっ!!ジャックナイフで、ツーリングか・・・気持ちいいだろうな〜〜
              ってな訳にもいかんよね、危なくって。進まないし・・だははは・・
              要は、力を加えるのはいつも後輪で、前輪は上手にそれに
              付いてきて欲しい訳なんだけど、ここまで、いいかな〜〜〜。

              これは、誰がなんと言おうと、構造上の事だから、しょうがないの。
              この事を、いろんな人が、「後輪荷重」「リアステア」などと、言ってるわけよ。

              俺は、別に呼び方なんてど〜でもいいんで、「後輪中心」とか
              「後輪が命」とか、言ってるだけのことなんだけど、今の2輪の構造上
              イラクがアメリカに勝っても(もう負けたけど)、ここは変わらないわけ。

              で、「きっかけから」で、いろんな後輪への入力方法を見てもらった訳さ。
              「前輪荷重」も、その入力方法のひとつでしかないのね。

              バイクと言ったって、イロイロな種類があるよね。
              ロードバイクにも、レプリカ、ビッグ・レプリカ、ネイキッド、アメリカン・・
              それぞれの使い方や使われ方で、それぞれがいろいろ違うわけさ。

              乗り方の基本は後輪への入力の操作なんだけど、
              そのために、いろいろなバイクの構成により、その入力方法が
              違う、もしくは、それを必要と思わせないセッティングのバイクもあるんだ。


              とくに、特殊なのが、さっきから出ている、ビッグ・レプリカってやつを
              含めた、最新のスーパースポーツなんだ。



              じゃあ、これから「後輪入力」の方法が「前輪荷重」について
              見ていきましょうぜ!!!




              下の写真は、アプリリアの最新モデル・ミッレちゃんね。
              俺、持ってないし欲しくもないから、バイク屋で写真取らせてもらっちゃった。


                アプリリアのRSV1000ミッレ・・
                こんなのが、普通に買える時代になったな。いいのか、悪いのか。俺は、いい時代だと思うけどさ・・・・・

              この写真に、書いてある通り、こういうバイクは、座る位置がほとんど
              決められてるよね。ここにどうぞ!!ってな感じでね。
              
              この位置だと、普通のロードモデルなら相当後ろにのらないといけない位置なのが
              わかるなか〜〜〜。
              赤い三角形がライダーの上半身だと思ってね。
              おしりの位置からタイヤ接地点までの赤い線がけっこう垂直に近いでしょ??

              そう、普通(SRなんか)なら、意識して後ろに乗っているのを、
              このバイクは、そんな事、しなくていいようにポジション設定してあるわけ。
              乗った時点で、ライダーが後輪に入力しやすく、後輪が反応しやすい
              位置に、いるって事なんよ。

              
              あと、シート高も随分と高いよね。これは、高い位置からのほうが、
              後輪への入力がダイレクトに入り、前輪がクイックに反応するからなのね。
              フロントフォークが立っているのも、舵角をクイックに付けるためね。

              それと、ハンドルの位置が随分と低いよね。
              これも、ライダーになるべく頭や上半身を低くしておいて欲しいからなのね。
              シビアな荷重コントロールの時に重たいものが上の方にあると
              バイクに与える影響も大きくなってしまうからなんだ。

              要は、こういったバイクは、しかるべきポジションを取れば
              後輪への入力を意識しなくてもいいように作られているわけなのよ。OK??
              しかるべきポジションとは、シートの段つきにおしりが当たり
              上半身と頭はタンクにくっつくくらいに前傾する。というものね。

              そーすると、ライダーの存在がバイクと重なる部分が増えて
              ライダーの動きによる、外乱などを極力出ないようにして
              後輪へも自然と荷重がかかる・・・うまくできてまんな〜〜〜

              これを、CB750(RC42)と比べてみましょうや。


                 ホンダのカブ750・・いや、別にホンダが嫌いって訳じゃ・・
                 こんなバイクも普通に買える・・・・当たり前か・・・そこが、いい所なんだよな、こういうのは、必要。

              写真にも書いてある通り、三角形のライダーの位置が全然ちがうでしょ??
              ハンドルが高くて、シートが低い。
              あと、おしりの位置からの赤い線もミッレの物より寝ているよね。

              だから、このRC42は、頭を下げておしりを引いて、バイクに影響を
              与えにくくして、後輪に入力しやすい位置を探す事が重要だし
              そうすれば、バイクの持っている性能を引き出せるようになっている。


              わかってきたでしょ??

              最近のスーパースポーツ(ビッグ・レプリカ)は、普通のバイクがライダーに
              やらせる事をバイクがやってくれてる訳よ。いい子だな〜〜〜〜〜〜。
              そして、それはあくまで、コーナーを速く駆け抜けるため・・なんですよ。
 
              コーナーを速く抜けるためには、コーナーでアクセルを開けたとき
              前輪が外へ逃げないで、グイグイ内側へ持ってきて欲しいわけ。
              でも、バイクの前輪は必ず、後輪よりも外側を走るんですよ。
              後輪を軸にして振れてるんだから当たり前なのね。

              となると、馬力がズンドコ?(たくさんね)あって、そこでアクセルを開けると
              どんどん前輪が外へ逃げようとしたり、フロントがリフト(上がる)気味になって
              不安定になってしまうわけなんよ。
              だから、ライダーの下半分の体重と駆動で、後輪に荷重をかけながら
              バイクのエンジンや構成で前輪を路面に押し付けたいわけなんですな。

              要は、普通(SRやCB)のバイクよりも前輪に仕事をさせて
              コーナーリングを楽しんでもらいましょう、スリリングなくらいにね。
              という、味付けなんだよね。

              で、前輪をグイグイ押し付けると、グリップが上がって内側へ行こうとする力が
              増えてくるので、外に逃げないでグイグイ曲がるわけ。
              そのために、十分な後輪荷重を与えられた状態で、さらに前輪側へ
              上半身を入れて前輪の舵角とグリップを保持し、また、増やしていることを
              「前荷重」とか、「前輪荷重」と、呼んでいるわけでござんすが、OK??OK??
              バイクが後輪荷重を先に作ってくれてるって事。それを忘れてるか、言わないだけよ・・・

              
              さらに、パワーがありすぎて、フロントがリフト(上がる)するのも、
              ある程度は防げる・・というオマケもついてきますな。

              そうすると、アクセルが開けられるから
              後輪へもさらに荷重がかかる・・・というわけ。OK??OK??

              オーケーね。うふふふふ・・・・あ〜〜頭イテェ〜〜〜

              ただね、これはSRのようなスタンダードバイク(敢えて、こう呼ぶよ)に比べると
              車体の構成上、当然、フロントタイヤからのスリップダウン
              可能性が高い・・・という事を覚えておいて欲しぃ〜〜な〜〜〜
              
              当然だよね、前輪のグリップを最大限に引き出そうとしてるんだから。
              前輪は後輪より、圧倒的に細いし、アクセルによる駆動のコントロールが
              できない
のにね。(高速で、単独で滑れば、手に負えない)
 



              ちょっと、強引だったかな??いや、いいんですよ、ちょっとくらい・・

              だいたい、今ので、
              「後輪入力のための前輪荷重」をご理解いただけたでしょうか??

              ご理解いただけない場合は、俺では、もうだめ。頭、爆発しそうだしね
              八代さんか、ネモケンか、辻司さんあたりに、物申してください、はい。

              でも、基本は変わりないからね。全然。
              
              たださ、俺も、R1とかたまに乗るけどさ(試乗会とか)、乗りやすい上に
              どこが、限界なのかわかんなくて、怖くてしょうがないわな。

              バイク(パーツもね)が結構な部分まで、いい仕事してくれちゃうもん
              調子こいて、さようなら〜〜〜〜〜なんてなりそうでっせ。

              以前にBBSでも話題になった、Mという親爺なんか、RVF400だったけど
              このマシンもコーナーリング専門マシンでさ。レプリカそのものだよね。
             
              伊豆スカで、気持ちよく飛ばしてて、クラッシュしたんだって
              その時の、バイクの挙動はね、フロントが一気に内側にフルロックしたそうな。
              だけど、その時まで、全然平気で、いきなり来たよっ!!って言ってたぞ。
              もう、コントロールなんてする間も無く、いっちゃったんだって。

              乗り方ウンヌンじゃなくて、わかる気がする。
              バイクは平気な顔して、どんどん限界の高い所まで、
              ライダーを運んでくれるんだけど、そこまでライダーはなんでいけてるのか
              わかってないんだろうね。


              このHPでの、なんでそうなるのか・・・の部分を飛び越しちゃって
              バイクが勝手に走ってるようなもの・・
              そうすると、随分と敷居の高い限界ぎりぎりの部分にいたりする。
              
              その限界も、後輪の限界ではなく、前輪の限界をバイクとライダーで作ってるわけ。
              ただ、怖いのは、前輪の限界付近にいることを、ライダーは気づいていないのね。
              で、その限界を超えると荷重も高い分、シビアな挙動が襲ってくる・・・・
              何で、そんな動きをするのかが、理解できていないから、対応できない・・・

              さらに、後輪よりも前輪に荷重がかかり気味だったら・・・・
              もう、いけません・・・想像もしたくないよ・・・となります。


              ピレリだったか、ミシュランだったか覚えてないけど、
              バイクタイヤ部門の偉い人が、言ってたよ。


            「リア・タイヤは、物凄い荷重がかかるので、頑丈に作るし、
           グリップ重視で太くもなる。しかし、フロント・タイヤは従うタイヤなので
           プロファイル(形状)が重要なんだ。
フロント・タイヤのグリップを
     
      すべて引き出すようなライディングはリスクが大きいし
           タイヤメーカーもそのように作ってはいないんですよ。
               
           何故かって?だって、
リアが滑ってもコントロールできるけど
           通常、
フロントは、すべったら、そこで終わりでしょ。・・・」

        
   その通りでございます。寸分の狂いもなく。
              タイヤも結構な値段するよね??でも、取り扱い説明書なんて、ないもんな。これ、不思議じゃないか????


              だからこそ、駆動する後輪中心にコントロールを行うのが
            ライダーが介在する余地を残した、
リスクの少ない乗り方なんよ。

               




               ぼろいバイクのほうが、楽しいぞ!!

               
               ぼろい・・というより、基本性能のそこそこの・・・と言ったほうがいいか・・
               
               何年か前に、大型免許が教習所で取得できるようになった頃から、
               峠に変化があったよね。

               若い奴らが減って、ビッグバイクに乗る30才代以上の
               親爺がガンガン増えたんだよね

               若い奴が減ったのは、大型免許とは関係なく、ケータイ・パソコンの普及により
               バイクに金が回らなくなったから。

               親爺(でも、30代以上ね)が増えたのは、昔バイク乗ってて、
               中型しかなかったのが教習所で大型が取れるようになったので、
               あこがれの大型でカムバックしたから。

               そして、最近もその状況は変わっていないけど、
               さらに、親爺が増えてるんだよね(俺も親爺だよ)

               そんな中で、人気は、やっぱりビッグ・レプリカだ。
               R1・GSX−R1000・CB954(??)RRなどなど・・

               でもさ、皆、恐々乗ってるよ。だってパワーはある、よく寝る、軽い。
               レーサーさんなら、サーキットで喜んで全開でしょ!!!
               でも、峠では、半開もしてないんじゃないの、皆???

               そりゃあ、ガンガンいっている奴もいるけど、たまにだな。たま

               バイクを選ぶのは、難しいんだな〜〜〜って思うよ。
               どんな使い方をしたいのか・・憧れだけで選んでもいいし・・・
       
               でもさ、乗って楽しくなきゃだめだぞ!!
               250レプリカが全盛になってすたれて、もう全然生産されてないよね。
               今のビッグ・レプリカの状況は、どうなるんかね???

               ろくに扱えもしないバイクに乗せられているよりさ、
               ある程度振り回せるくらいが、いいんでないかな〜〜〜〜

               バイクに乗れば乗るほど、俺はそう思うんだよね。
               だって、絶対に転ぶ乗り物なんだから、未知の領域は
               少なく、身近なほうがいいに決まってる・・・・なんてね。


               

                    ぼろぼろSR,いつまで持つか・・・・
                    バイクが乗り方を求めてくる・・・こういうのが、必要。あとは、乗る方の問題、知識が必要なのに、教える所がない・・・

               俺、椿ラインで、SRで全開ですよ。自慢じゃあないよ。遅いし
               俺みたいな、へぼへぼでも、全開で楽しめるんだもん、SR。

               ほいでもって、そんなに未知の領域に行かないし、
               バイクがもうやめて!!って言ってくるよ、ぼろいから。
               だから、ラインとか、アクセルを開けるポイントとか、
               バンクのさせ方とか、工夫をしなくちゃだめなのよ。

               これが、いい勉強になるんだよ、本当に。参考文献 ライダースクラブ
                                                このページの始まりへ
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