SAIとPhotoShopを使ってモノクロ漫画を描く

これは管理人がSAIとPhotoShopを併用してモノクロ漫画を描く過程をご紹介したものです。
SAIを使って600dpiでペン入れし、PhotoShopを使って2値化した印刷用1200dpiデータに仕上げるのが目的です。
それ以外の方法については説明してません。
最後まで読んでいただければわかりますが、SAIはどちらかと言えば補助的なもので、メインはPhotoShopです。
SAIはあくまでも「漫画を描くための補助ツールとして使う事もできる」だけですのでご注意ください。


■始める前に■ ※ちゃんと読んでね!

※1200dpiで仕上げるのに、なぜ600dpiでペン入れするのか?
それはもちろん、1200dpiではあまりにメモリを食いすぎて作業できないからです。
管理人のPCは600dpiでならそれなりに快適にペン入れ作業を行えます。1200だとまず無理です。
半分の解像度でのペン入れじゃ仕上がりが不安かもしれませんが、漫画のペン入れは600dpiの解像度で十分なのです。
600でペン入れしても、1200dpiでペン入れするのと全く変わらない仕上がりになっていると思います。自分では。

※ただしこれはあくまで自己流の方法です。線が細い・太い等の絵柄の差異や、印刷所によっても仕上がりは異なってきます。
「お前の方法でやってみたけど仕上がりのイメージが全然違うぞ!」等の苦情は受け付けません。あくまでご参考程度にお願いします。

※CGについての基本的な知識がある方向けです。
SAIやPhotoShopの使い方が分からない方や、「dpiって何?」って所からまず分からない方は検索するなりして勉強してから来てください。

以上をきちんと理解し、それでも見たいという方は先にお進み下さい。
色々分かりにくい所があると思いますがご勘弁を。気合で何とかしてください。
この講座が少しでもお役に立てれば幸いです。


■その1.作業用ファイルの用意 … ペン入れをするための準備をします。
■その2.ペン入れ … SAIでペン入れをします。
■その3.線画を1200dpiで2値化する … PhotoShopを使って線画を加工します。
■その4.グレーでアミトーンを貼る … トーンを貼って完成させます。



※この講座を作った時点での管理人の作業環境は以下の通りです。参考までに。
 OS:windows2000
 メモリ:1G
 PhotoShop 5.0
 ペイントツールSAI β3(c) 最大キャンバスサイズ:4016×5520に設定
 ペンタブレット:WACOM intuos3
 画面解像度:1024×768

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「SAIとPhotoShopを使ってモノクロ漫画を描く」がタイトルになります。
特にPhotoShopを使わなければできない方法でやっているので、ご紹介の際は「PhotoShop」という部分を削らないようにお願いします。

※この講座は個人で作ったものです。SAI及びPhotoShopの製作者・販売元とは一切関わりがありません。

※内容についてのご意見・ご質問はメールやweb拍手からどうぞ。ただし、すぐにお返事できるとは限りません。
お返事はメールではなくブログの方でさせていただく場合もあります。ご了承ください。

2008年2月20日 梅谷千草
メールアドレス


※関連リンク※
Photoshopで漫画処理をするヒント
ねこまたぎくらぶ
どちらも私がデータ原稿に初めてチャレンジする際に参考にさせていただいたサイトです。
一度読んで損は無いので、ぜひ見てみてください。
SYSTEMAX
ペイントツールSAI @Wiki
ペイントツールSAIの製作者様のサイトと、SAIのwikiです。
Adobe
PhotoShopの製作・販売元です。


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