新潟銘醸 株式会社 Niigata Meijo Co.,Ltd 小千谷市



昭和13年(1938年)吉澤仁太郎(よしざわにたろう)が中蒲原郡村松町(現五泉市)に、新潟銘醸株式会社を設立した。その2年後に小千谷市の酒蔵を吸収し、同時に本社も同所に移転し現在に至っている。
清酒長者盛、越乃寒中梅、米焼酎ほんやら醸造元。大吟醸酒「長者盛」は、関東信越国税局主催の酒類鑑評会において、平成10年(1998)の第67回鑑評会より平成16年(2004)開催の第75回鑑評会まで、連続9回「優秀賞」に選ばれ、中でも平成10年と11年には、新潟県の「県代表酒」になるなど入賞の常連として技術力に定評がある。またこの間の受賞回数は県内の蔵本の中では最多である。
その味は、端麗辛口といわれる新潟の酒の中で、同蔵ではここに個性を加える。それが酒の味。醸している酒は、淡麗辛口とは少し異なるといっても、重い味わいではなく、米のうま味をしっかりと感じられる酒。適度に優しく、柔らかい味わいが特徴。

酒造好適米として越後が誇るのが「越淡麗」。これは、農家の人にお願いして契約栽培を行っている、特別製の酒米です。新潟銘醸では、最新の精米プラントを使用し、この米を丁寧に、磨き上げて使っています。
越後の水は、ミネラル(鉱物質)の少ない軟水と呼ばれ、仕込み水に用いると「もろみ」がおだやかな発酵となるため、酒質は端麗で、やわらかくなめらかな味の酒に仕上がる。
厳しい越後の冬、雪は酒造りに大切なきれいな空気を届けてくれる。昔から美酒は「寒づくり」と呼ばれているように、日本酒造りに適した季節は冬。越後の冬は、酒造りにもっともふさわしい季節。






粟島のお土産「清酒粟島」
「清酒粟島」は新潟銘醸でつくられています。粟島の水と海水をわざわざ運んで仕込んだ吟醸酒。多くのミネラルを含む粟島の海水は、「酒母」と言われる酒造りで最も重要な段階で仕込まれるそうです。飲み口はややあっさりしており、粟島で味わえる新鮮なお刺身や海草などの海の幸との相性は抜群です!
もちろん、「清酒粟島」は、粟島限定販売のお酒です。島内の売店などでは、ワンカップの他に700ミリリットル入りの瓶も販売されています。お土産に一本「清酒粟島」をおすすめします。


🔶長者盛の飲める店

新潟の時 (新潟駅前)

みさわ 白山浦本店 (白山公園・新潟市役所・白山駅周辺)

本格焼酎と彩食 いいこって(小千谷駅)





新潟銘醸    地図 ストリートビュー







新潟銘醸 (新潟県)






Niigata Meijo Co.,Ltd. was founded in 1938 by Nitaro Yoshizawa in Muramatsu-cho,Nakakanbara-gun (now Gosen City). Two years later,the company acquired a sake brewery in Ojiya City and moved its headquarters to the same location,where it remains today.

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(一口メモ)

酒粕

もろみを、圧搾すると後に白色の固形物が残る。酒米を醸造すると重量比で25%ほどの酒粕が取り出される。栄養の宝庫で、蛋白質・脂質が含まれ、他にもペプチド・アミノ酸・ビタミン・酵母など栄養素に富んでいる。血圧降下作用、体脂肪率低下作用など健康効果が期待される食品としての価値が見直されている。
酒粕はそのまま焼いて食べたり、甘酒、粕汁など食用に供せられる。また漬物用、合成清酒の香味液原料および焼酎原料、食酢原料としても利用される。