
ジャスパーでビッグホーンシープに出会ったのは4回、しかもすべて群である。バンフに行ったときには雄のビッグホーン1頭を帰りの車の中からちらりと見ただけだったからやはりジャスパーはすごい。
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今回出会ったビッグホーンはすべて雌と子どもだった。それにしても子どものビッグホーンはかわいい。ビッグホーンはエルクと同じで人間に対する反応が2種類ある。人間を見てビクビクしたり逃げたりするのと、逆に人間に寄ってきて餌をねだったりするのがいる。特にミエッテ温泉のビッグホーンたちはその駐車場付近を主な生息場所とし、どう考えても彼ら、いや彼女らは人間から餌をもらってるに違いない。 車の中に顔をつっこんできたのはメディシンレイクのビッグホーン。彼女らも頻繁にこのあたりに出没しては人間にすり寄っているらしい。ただ愛嬌のある子どもたちはまだ人間に馴れていないので自分から寄ってくることは決してなかった。
まあこうなってくるとあまり野生という感じがしない。正直ミエッテのビッグホーンなんぞは写真を撮る気もしなかった。
それに比べると最後の写真のビッグホーンたちは野性味たっぷりだ。湖の畔の切り立った崖を降りてくるとおそるおそるという感じで水を飲み始めた。人間を警戒している様子もありあり。そのうち子どもが仲間に押されて湖の中へドボン。他の群が驚いて一気に崖を駆けのぼっていった。
次回は雄のビッグホーンの写真を撮りたい。
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