ヘラジカ Moose
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これは希少価値の写真だと思います。ムース(ヘラジカ)というのは体は鹿の中でも最大級なのですが臆病さも最大級で滅多に人の前には出てきません。僕らは運良く2回ムースと出会えたんですけど旅行者にはなかなか見つけるのが難しい動物です。
このヘラジカというのがちょっとややこしくてヨーロッパやアジアでエルクといえばヘラジカをさすのですが、北アメリカではこれをムースMooseとよびます。北アメリカのエルクはワピチのことで、先住民の言葉で「青白い」または「白い」という意味なのです。
それにしても夕闇の中マリーン湖畔で発見した写真の雌のムースは、知らない人なら馬だと思うだろうなあというのが最初の印象でした。暗かったせいもありますがホント馬に似てるんですよこの顔が。ちなみに体重は400キロくらいありそうでした。アラスカあたりには800キロくらいの大物がいるそうなんで是非見たいと思ってます。
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