1689(元禄2)年7月、俳人松尾芭蕉が奥の細道行脚の途中、この地に立ち寄り、有名な「荒海や佐渡によこたふ天河」の句を残した。園内には昭和29年7月(1954)芭蕉真筆の「銀河の序」を刻んだ句碑が立つ。
また平成元年、奥の細道300年を記念して建立された芭蕉像が建つ。※ストリートビュー 芭蕉が一泊した大崎屋跡は向かいにあった。
≪現地案内看板≫
芭蕉と出雲崎 元禄二年(一、六八九)この北陸路に奥の細道の行脚をしていた芭蕉は、ここ出雲崎(旅人宿大崎屋)に一泊したといわれている。門人の曽良は「曽良日記」の七月四日の記述の中に「四日快晴、風(中略)同晩、申ノ上刻(午後四時頃)出雲崎着宿ス、夜中、雨強降と記している この夜海辺の窓を押し開けて大宇宙を観じた俳聖芭蕉は天下の名吟「荒海や佐渡によこたふ天河」の霊感を得たのである。 尚、旅人宿大崎屋はここ芭蕉園の真向かいにあり今は民家になっている。 出雲崎町 地図 ストリートビュー |