実川渓谷 Sanekawa Valley 阿賀町



実川は飯豊連峰実川口登山道に沿って流れる阿賀野川に注ぐ川である。
山形・福島県との県境の三国岳に源を発し、小荒ダム下流で飯豊連峰の最高峰、大日岳(2128m)から流れる裏川と合流して、実川島付近で阿賀野川に注ぐ、延長24kmの川である。
長大な雪渓を谷に残す。水量は豊富、男性的で荒々しい。
小荒橋付近から渓相を見せはじめ、8.5kmに渡って続く。両側が深く侵食された断崖絶壁と、川底が見えるほど透明度の高い水を湛えた清流の織り成す渓谷美には魅了される。
白く明るい谷である。
角神不動滝は渓谷入口付近にある2段構えの滝で、駐車場から徒歩5分ほどで展望台へ行ける手軽なスポットで、階段を登ると滝口を間近に見ることができる。
実川渓谷には、小荒・下平・赤倉などの発電所があるが、昭和47年(1792)、下平発電所の無人化によって冬の道路確保が困難となり、実川集落※航空写真は集団離村した。実川森林公園は、この廃村(旧実川地区)の一部を整備した公園で、散策の拠点となっている。
例年10月下旬から11月上旬に紅葉が見頃を迎え、色鮮やかな広葉樹が渓谷を彩る。
重要文化財、五十嵐家住宅(山村農家)の前に吊り橋が架かる。この橋から、ブナの原生林に覆われた渓谷は、特に紅葉の時期はすばらしい。この先は狭谷となり人を寄せ付けない。

(実川渓谷の区間)

実川渓谷は、角神不動滝のある「小荒橋」付近から「実川森林公園」付近までの約8.5kmの区間を指すのが一般的。「実川森林渓谷」はかつての廃村(旧実川地区)を整備した公園で、観光・散策としての実川渓谷の終点目安となる。

(見どころ)

角神不動滝(☞ 詳細)
実川の清流
飯豊連峰を源流とする水は非常に透明度が高く、川底の石がはっきりと見えます。変化に富んだ急流や巨岩が約8.5kmにわたって続き、散策路(町道)からそのダイナミックな流れを眺められる。
実川森林公園(旧実川地区) 
かつて40戸ほどが暮らした廃村跡地を整備した公園で、人里離れた静寂の中に、かつての暮らしの痕跡が残り、ノスタルジックな雰囲気が漂う。
万治峠
実川地区と福島県西会津町を結ぶ古道にあります。河童の画で知られる画家・小川芋銭が、実川での厚遇に感謝して詠んだ「忘るなよ万治峠のホトトギス」の句碑が立っている。
原生林の紅葉
例年10月下旬から11月上旬にかけて、ブナ、カエデ、ミズナラなどの天然林が一斉に色づきます。深い緑の針葉樹と、赤や黄色の広葉樹、そして青い清流が作り出すコントラストは阿賀町屈指の美しさ。
新緑のトンネル
5月から6月にかけては、柔らかな若葉が町道を包み込み、森林浴を楽しみながらのドライブやウォーキングに最適。





五十嵐家住宅


飯豊山


万治峠

阿賀町の実川集落と荒沢集落を繋ぐ峠に「万治峠」がある。現在は、利用されなくなった峠道の一つで、万治元年(1658)に開設され、現在は、ハイキングコースとして利用されています。峠からは飯豊連峰大日岳が望めます。(案内図) 〔標高〕671m 〔所在地〕 阿賀町豊実 〔所要時間〕 実川集落から1時間30分 〔見どころ〕 つり橋(前川吊橋) 実川集落から万治峠に向かうコース、実川にかかる『赤いつり橋』。ここから見る渓谷は絶景。 峠に立つ句碑 『わするなよ 万治峠の ほととぎす 芋銭子』


湯の島小屋周辺のブナ林

大日岳(2128m)の登山基地である湯の島小屋は標高約600mの台地状地にあり、その周辺は樹高20mを超えるブナ林が、渓流のせせらぎを打ち消すかのようにそそり立っている。 実川沿いは開発が進んだが、まだ豊かな自然が残されているところである。この23haに及ぶ面積の天然林は自然教育観察林(林野庁)の指定を受けており、飯豊山系に抱えられたすばらしい森林浴の好適地である。









新潟県のラフティング アソビュー












にいがた絶景との出会い(樹・渓谷風景)

にいがた絶景との出会い(樹・渓谷風景)

  • 作者:村上雲雄
  • 出版社:新潟日報メディアネット
  • 発売日: 2002年08月



























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