駿河湾はなんとなんと日本一深い湾なんです!!


伊豆半島の石廊崎(いろうざき)と御前崎(おまえざき)に囲まれた海が駿河湾です 


伊豆の海にはじめてシュノーケルをつけてもぐったので作文を書きました!→
駿河湾フェリーの「駿河」と「希望」にのってきました!→

しんかい6500のミニムービーを作ってみました!→

駿河湾の新名所・清水港に出来た海づり公園に行ってきました!→

駿河湾でとれる魚とお寿司のコーナー→
  

駿河湾ぐるっと一周ながめて3D→(フラッシュ動画620K)(静止画38K)

駿河湾の見える景色のコーナー→

駿河湾深海生物館へ行く→

駿河湾深層水のページに行く(取材ビデオも見てね)→

駿河湾がなぜ深いのかを地質情報展2003で教えてもらってきました→

駿河湾で一番人気のダイビングスポット・西伊豆大瀬崎の海の生物の写真とビデオのあるページを見つけました→
(ぼくもダイビングを習って、いつか海の中のすてきなビデオをとってみたいと思いました)
潜水艦での海底散歩のふんいきが楽しめるページ(Ocean Walkオーシャンウォークを見つけました→
(海底散歩を楽しむには、(win95/98用)か (winXPも可)をクリックして
インストールした後、オーシャンウォークのページの左のカメをクリックすると見られます)


(駿河湾について)

駿河湾は、湾の間口(御前崎と石廊崎を一本の線で結んだ幅)は約55キロ、奥行きは約60キロメートル、 表の面積は約2,300平方キロメートルの比かく的小さな湾ですが、水の深さが他の湾に比べて深くて、 その最も深い部分はなんと2,500メートルで日本の海の中では一番深い湾です。
(1位・・・駿河湾・静岡県2500m  2位・・・相模湾(さがみわん)・神奈川県1500m  3位・・・富山湾・富山県900m)

駿河湾の特ちょうは、1,000メートルより深い海底の谷が湾の入り口から湾の奥まで南北につらなる駿河トラフと呼ばれる大きな溝があることです。 駿河湾には、海岸から深さ200mほどまで続くなだらかな大陸だなとよばれる海底が、日本平沖や相良(さがら)〜御前崎沖に5〜10kmほどあるだけで、湾の奥にはほとんどありません。
 
湾の中には約1,200種類(日本で第二位・第一位は土佐湾の1500種)の魚類がいるといわれています。(日本の魚類は淡水魚を含めて約3,600種)
駿河湾の特産のサクラエビや、タカアシガニやラブカやハダカイワシなど駿河湾にしかいない生物やいろいろな深海魚や古代魚(化石魚)もいます。
春にはサクラエビが、夏には黒潮の流れに乗って数千キロもはなれた南の海から来た熱帯魚が、冬にはエサをもとめてあがってくる深海魚が浅瀬でも見られます。

静岡県の県魚は金目鯛・キンメダイ(金目鯛は、鯛の仲間のスズキ目ではなく、キンメダイ目)
金目鯛には「鯛の鯛」と言われる骨があります。くわしくはこちらのページを→

特産品のサクラエビについて
サクラエビは駿河湾の他に東京湾の入り口の方や相模湾の奥の酒匂川の河口あたりにいる 十脚目の体長5cm足らずの遊泳性の一年一代のえびです。桜えびは甲かくが透明な桜色をしていて名前もそこに由来しています。もともと桜えびは、深海性の生物で日中は水深400〜500mの海中に群をなしてくらしていますが、夜間はエサとする動物プランクトンを追って20〜30mの上の方まで浮き上がります。長い間日本特産の漁業生物と考えられてきましたが最近になって台湾南部の東港沖 にもいることが確認されました。昔は保存食とかにされていましたが、今はお好み焼きとか和食や洋食や中華などさまざまな料理に使われています。由比町にはサクラエビのかき揚げやかま揚げしたサクラエビを食べさせてくれるお店がいくつもあってとてもおいしいのでおすすめです。富士川のサクラエビじゅうたんの風景はこのページで
由比町の倉沢屋さんに桜エビのかき揚げを食べに行った帰りに、ゆい桜エビ館によってきました。
ゆい桜エビ館についてはココをクリック!

石花海(せのうみ)について
駿河湾の大井川の河口の東側には、南北方向に石花海(せのうみ)とよばれる浅瀬があります。石花海は、水深100mぐらいで、最も浅いところは、46mしかありません。日本一の深い湾に海底から高い山が出ている感じで浅瀬がある特徴的な地形をしています。石花海は海底にひろがる海の中の丘で、広い浅瀬は魚たちのとてもいいすみかになっています。

駿河湾の貝について調べたこと
静岡県の沖を北上する黒潮(暖流)の一部が伊豆半島の南はしあたりから駿河湾内に流れ込んで、湾内を反時計回りに流れているそうです。だから東岸の表面の方は水温が高く南方から流れ着いた貝がたくさんいますが、西岸になると水温は5度近く下がり、南方系の貝は住めなくなります。これが、御前崎の南の端が伊豆半島の南の端よりも南にあるのに伊豆半島よりも南方系の貝が少ない理由です。 深海は寒流冷水系の貝が中心です。しかし1000mよりも深いところの調査はまだ進んでいないようです。これからもっと性能のいい潜水かんとか調査船ができたらもっと多くの深海性の貝類が発見されると思います。
駿河湾の貝については東海大学自然史博物館のこのページがおすすめです!


これはぼくが6才の時に書いた絵ですが、駿河湾の一番深いところにこんな海底都市が出来たらいいなと思います。(ライガ)


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 駿河湾についてはこれから深く深く調べて行くつもりです。