掲載日 平成14年11月15日 |
わが国の本州、四国、九州にはかつてニホンオオカミが生息し、主にシカやイノシシを捕食して生態系の頂点に立っていました。 しかし、明治時代になってからの開発などによる環境の変化が、生息地の縮小や獲物の減少を招き、さらに伝染病が追い打ちをかけたことなどから、明治38年(1905)に絶滅したといわれています。 その生態についての学術的研究が行われないうちに絶滅したため、詳細は不明なことが多いようです。 オオカミは猛獣だと恐れられてはいましたが、古来「お犬様」「 この頭骨は文政2年(1819)の銘のあるオオカミの姿を彫った版木や数珠とともに、 | |
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市文化財保護指導員 三好 ゆき江 | ||
参考資料『青梅文化財・史跡・天然記念物』より | ||