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  • 更新日 2011年11月23日
  • 青梅大祭
    12町の提灯
    青梅大祭の歴史と見所

    青梅宿「青梅村」に位置する住吉神社の氏子である五町(現在山車人形を所有する住江町・本町・仲町・上町・森下町)で山車を曳いていたのが青梅大祭の始まりです。

    祭礼は四月二十七日、二十八日に行われていましたが、現在は五月二、三日になっています。

    山車人形は江戸末期に青梅の産業であった青梅縞などで活況を呈していた商人たちが買い求めたと言われています。 山車人形は江戸の人形師たちが腕を振るった傑作揃いで、明治の終わりまでは山車の上に高く飾られて巡行し豪華絢爛を謳われたものです。 その後、電線が張られるようになると山車は現在の屋台の形での巡行になり、人形は町内に飾られるようになりました。戦後になり、滝ノ上町・大柳町・天ヶ瀬町・裏宿町そして西分町・勝沼町・日向和田も加わり、現在の十二台の巡行になっています。

    青梅大祭の見所は、華やかな衣装で山車を先導する拍子木と手古舞、粋ないでたちで唱ずる町内衆の木遣り、山車が行き交う時の競り合い(ひっかわせとも言う)は祭りのもう一つの見所、それは青梅ならではのケンカ囃子と呼ばれている威勢のいい囃子、また街道を埋め尽くす露店(露天)の数々。

    古式床しい伝統行事を守りつつ青梅大祭は今後も挙行されてまいります。なお、五町の人形とその衣装等は(青梅市指定民俗文化財)に指定されております。

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