掲載日 平成19年3月15日 |
沢井市民センターの西、都有形文化財(棟札・家相図とともに指定)に指定されている福島家住宅があります。福島家は、その昔武田氏の家臣であったと伝えられており、代々この沢井村の名主を勤め、材木を江戸まで運搬する「 この家は、「名主」の家ということで格式が高く、 このデイからオク(北西の部屋)にかけては、回り縁(回廊)になっており、障子や欄間には見事な装飾が施され、ぜいたくな造りになっています。 現在、この福島家は新町の「旧吉野家住宅」のように一般には開放されていないので中を見ることはできませんが、枝振りのすばらしい黒松や大きなチャボ なお、近くに都無形民俗文化財に指定されている沢井八雲神社の獅子舞(7月最終日曜日が祭礼)が伝承されていますが、福島家の庭で舞ってから神社に向かいます。 | |
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市文化財保護指導員 神森 正 | ||