掲載日 平成20年4月15日 |
応安2年(1369)、延命寺創建に際し、開山 織★曼陀羅とは、 中世の神道説において、佛や菩薩が衆生済度のために仮に神明となって現れる 織★曼陀羅は、縦223.8㎝、横92.9㎝の掛け軸で、三十三躰の観音菩薩が織り出されています。生地は、南方の熱帯地の特殊な植物繊維が用いられていると推定されています。 曼陀羅の軸中には開山禅師御自筆添状(由緒書)や、文化3年4月ならびに大正4年7月における表装改修(修繕)に関する当時の住職と表具師の書き付けが残されていました。 延命寺五世 織★曼陀羅は住吉神社の例大祭及び山車曳行の青梅大祭に合わせ、毎年4月28日より5月3日までの間、延命寺本堂にてお祀り(公開)されています。昭和43年11月3日に市有形文化財に指定されました。 延命寺へは、青梅駅より東へ徒歩5分ほどです。 | |
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市文化財保護指導員 大久保 芳木 | ||
参考資料 『青梅ゆかりの文化財』より |
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