掲載日 平成22年2月15日 |
今井一丁目には旧社名を浮島天満宮といい、菅原道真公や応神天皇が 懸仏は平安時代のいわゆる神仏習合ruby> 平成5年の調査によって発見された浮島神社の懸仏は銅製の鋳造品で、直径29.5cmの円板のほぼ中央に十一面観音と思われる仏様が約2cmの高さで浮き彫りになっています。円板の上部には高さ約1.5cm・幅約3cmの耳画が付いていて釣り下げられるようになっています。坐像の左側には「武刕杣保今井村御天神?永正二天乙丑貮月十一日」右側には「奉果宿願所御正躰大旦那妙珎部類榮」と彫られていることから、この懸仏は永正二年(1505)に「妙珎」という人が一族の繁栄を祈願して天満宮に奉納したものと考えられます。また、永正二年に今井村という地名があったことも興味深い事実です。 | |
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市文化財保護指導員 儘田 小夜子 | ||