掲載日 平成27年6月15日 |
吉野街道の長淵2丁目に この宝林寺は、明治4年廃寺となりましたが、ここに伝わっている「応永25(1418)年」(2通)、「嘉吉2(1442)年」の年号のある古文書1通の合計3通が「旧宝林寺文書」と言って、市内に現存する最古の書状であるということから、市の「有形文化財」に指定されています。(昭和39年11月指定、現郷土博物館蔵) 内容は、①三田 万場坂周辺には、現在も三田姓や南姓等、三田氏にかかわりのある名字の方が多く住んでおり、長渕三田館の土塁ではないかといわれる跡も残っています。文書には市内最古の文書というほかにも、「三田」という名前が載っており、三田氏に関係する資料としても貴重であるということがいえると思います。 この旧宝林寺文書3点は、郷土博物館に保存されていますが、資料を末永く保存する目的のため常設展示ではなく、不定期に公開としていますが、今回特別公開を実施します。詳細は下の記事をご覧ください。 問い合わせ 郷土博物館 ☎ 23・6859 | |
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市文化財保護指導員 神森 正 | ||
三田朝貞寄進状 |
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沙弥勝千売券 |
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