平成14年度夏休み自由研究「ビールごてんでナメクジ一家を調べたよ!」
<目次>表紙
1.研究を始めたきっかけ (1)昨年の研究結果 (2)昨年の研究の追加実験 (3)ナメクジについて調べた事 
2.今年の研究テーマ   3.研究内容(1)ビールで飼育 (2)明るさと行動 (3)元の場所に朝戻るか (4)銅に対して
4.研究の結果  5.今後の課題と感想  6.最後に  7.使った資料
         
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5 今後の課題と感想
 去年、今年とナメクジの実験を続けて来たが、ナメクジにはまだまだ調べたい事がたくさんある事がわかった。
 20日間の観察を通してナメクジの出す液体がとてもねばりがあって、実験後に水そうやビールごてんを水洗いしてもなかなかそのねばねばがとれなかったので、そのねばりがどういう成分なのか色々な道具を用意して調べてみたいと思った。
 また、ナメクジがホップのにおいにひきよせられた事からもナメクジがにおいにとてもびんかんだとわかったので、ナメクジとにおいの関係、さらにはインターネットに出ていたナメクジのにおいの学習についても調べてみたいと思った。
 色々調べて行くうちに、長さが15p以上ある大型の山ナメクジというのがいる事も知ったのでぜひ見てみたいと思った。

 今回ナメクジについてずっと実験をして行く間に、『デンデン虫虫♪』と歌われ、幼児用の本にも飼い方などが書かれてみんなにかわいがられているカタツムリとはちがって、同じ仲間なのにいつもきらわれ物あつかいされているナメクジがとてもかわいそうに思えて来た。
 ぼく達の周りには人間にとっては害をあたえるだけにしか思えないナメクジの様な生き物がたくさんいるが、どれも地球上の生き物だ。人間の様に特定の生き物だけを自分達のつごうでへらしたりしないだけそれらの生き物の方が地球にとっては良い生き物ではないのかと感じた。
 これからも人間第一の物の見方ではなく、地球上でいっしょに生きている生き物と言う見方でナメクジだけでなく他の生き物も調べて行きたいと思っている。